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Ni:内向直観 INTJ/INFJの"主機能"=最も発達した機能

どういう機能?

Ni:内向直観は、全体最適化を拒んでいる要因を探す機能だ。

Ni:内向直観が強く働くと、自分の意識という宇宙vs自我の世界で過ごすことになる。

そしてその宇宙空間の片隅で浮遊しながら『この世俗で、自分は何をすべきか。何を成すべきか』を考える。

ここでいう『すべきこと』とは、請求書の支払いをするとか、床に掃除機をかけるといった常識的良識的習慣のことではない。

目の前のタスクを一件でも多く片付けることが最適解というケースも多いが、自分で地道に片づけるという解決策には魅力を感じない。やる気が起きない。まったく、しょうもない機能だな!(冗談です。)

コミュニケーションスタイル

Ni:内向直観が強い人が世の中に出ていくためには、自分の中に勝てるイメージ、うまくいくイメージが必要になる。

基本的には、得意分野に引きこもりたい。

しかし、Ni:内向直観を理想を追求する機能なので、引きこもっている自分はよしとせず、頑張らなければと思う。

自分と世界に溝を感じつつも、懸命にセルフイメージを高めて適応しようと努める。

人間関係を拡張する方法

自分では思慮深いつもりだから、ちょっと周囲を下に見る傾向がある。

しかし人並みにアウトプット能力を磨かないと、自分では壮大なことを考えているつもりだけど、周囲がついて来ないという事態が発生する。

MBTI的に言うと、第二機能(Fe:内向感情/Te:外向思考)を鍛えないとうまくアウトプットできないので、社会貢献力に磨きをかけるのに時間がかかる。

既存のものと何が違うのか。なんで違うのか。違うことでどういう意味があるのか。などの検討材料を、がーっつり収集して検討する外向プロセスに対する忍耐を身に着ける必要がある。

アキレス腱

性格傾向として、Ni:内向直観が強い人は、中途半端なものを世の中に送り出したくない。

自分の中でアイディアを練りに練る。
アイディアだけでなく、スポーツや遊戯も同じ。コソ連常習者。

自分が満足できる結果が出ないと、悔しくて裏で泣いているかも。

懸命に取り組んだ仕事なのに、実用からかけ離れたアウトプットになってしまい、絶望する……なんてこと、しょっちゅうになる。

この絶望感と再生を繰り返してNi:内向直観は成長する。

強烈な自意識の世界。

おとなしく見えても、内面はハッキリ言って、高カロリーな人材です。

問題を改善する方法

主機能がNi内向直観であれば、内界から湧き出る情報が大事な学習ソースになる。

外からインプットされた情報をひたすら記憶し、他人の声に忠実に動くよう強制される環境は、生来のシステムと真っ向から反抗する。

できるだけ早い段階で、自分の直観能力が働く分野(自分が惚れる分野)を見つけて、専門的なスキルを身に着けることが生きやすさにつながる。

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