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浅間山の麓から 第3話 コロナが私に問いかけるもの

コロナが私に問いかけるもの

社会全体にものすごい閉塞感がある。行動が規制されているだけでなく、状況に改善の兆しが見えないこと。ワクチンを巡っての社会の分断。政治不信。貧困者と富裕層の断絶。経済の停滞。

社会全体の様々な問題に対するストレスのみならず、個人としても誰一人として我関せずにはいられない。つまり、いのちの問題として感染しないこと、感染させないことに日々最大限の注意を払わなければいけない。

このような閉塞感の中で心をどう平静に保っていくのか、あるいはヘルシーでいるのかということが大きなチャレンジになっている。自分の周辺に怒りやネガティブなオーラが渦巻いているからだ。

Gravityという言葉を以前ストレスマネジメントで知った。ここでは、Gravityつまり重力という言葉には「どうしようもないこと」「避けられないこと」というニュアンスがある。

現在の状況に対してはじめには、受け入れられない感情つまり「怒り」がある。「頭にくる」と「かけしからん」「不安だ」というもの。Gravityは怒りの後生まれる諦念の感情ともいえる。

諦念の先に何があるのか?どうしようもないことに反抗してエネルギーをつかうのではなく、それはそれとして自分が影響を与えられるものにフォーカスをすることだ。今自分にできることは何かを考えて目標設定すること、そしてそれをコツコツすることが大事だと思っている。

東京脱出を機に今まで伸ばし伸ばしにしてきたことや言い訳してきたことに手を付けるチャンスと考え、密かに始めてみる。そのことは追って書いていきたい。


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