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都合の良い方が真実なのだ

世の中には、誰がみても明らかな事実はある程度存在するが、そうでないものも多い。例えば、コンビニ食が本当にそんなに体に悪いのかどうかとか、正しいやり方をすれば短時間睡眠でも十分なのかどうかとか、朝食はとったほうがいいのかどうかとか、「諸説ある」議題は多い。このような議題は、ちょっと調べるだけで真逆の意見がたくさん出てきて、それもある程度の信憑性を持った真逆の意見だ。例えば、医者のような同じ業種内でも色んな意見がある。

そこで僕はこう考えている。
自分にとって都合の良い方が真実なのだ!

そう考える理由として、ここでは3つ挙げたい。
①それ以上考えても、労力が無駄ではないか?ということ
上記の議論は、どこまでいっても答えが出そうにない、少なくとも現代においては。この世の全ての本を読んで調べ尽くしても、「おそらくこっち」というところまでしかいかない。しかも、調べるのにもそこそこエネルギーを使うし、あなたの貴重な時間も使う。それにどこまで調べ尽くしても、ある程度頭には「本当にそうなのか」という意識があることがある。それは余計に疲れる。それならもっと別のことにあなたの貴重なエネルギーと時間を使うべきだと思う。

②自分の意識の方がより影響力が強い、ということ
プラセボ効果という言葉は聞いたことがあるだろう。これは決して薬に関わる話だけではなく、人間の意識の問題なのだ。激しい思い込みが事実を捻じ曲げることはよくある。ここでは詳細に語ることを避けるが、脳科学・心理学の本を読めば、いかに自分の意識の影響力が大きいのかということがわかる。同じ水でも、紹介のされ方や飲むタイミングなどで味は絶対に変わるはずだし、あなたも思い当たるところがあると思う。また、それは感じ方に限った話ではない。有名な話で、いつも通り普通に働いてもらった清掃員おばちゃんと、「この仕事をやれば〇〇カロリーの消費になる」と聞かされてからいつも通り働いたおばちゃんとは、実際に消費カロリーが全然違った、という話もある。よくも悪くも「こうだ!」と信じ込んでしまえば、事実はある程度捻じ曲がるのではないだろうか。

③思い込むだけならいつでも変更可能、ということ
もし、それが真実だとしてやっていって、後でそっちの方が都合が悪くなっていることはあるかもしれない。しかし、その時はそのまま認めてしまって違う方で思い込むようにすればいい。実体験として間違ったと感じたのなら、逆にいえば世間的には答えのない問いに対して、反対側に強く信じるように迷わず思い込むことができるということだからだ

これら3つが、僕が人生の指針として、「(ちょっと調べて答えの出ないような問いは)自分に都合の良い方が真実だ」と考えている理由である。
みんな本当の答えを外に求めようとしすぎている。周りの人がどう考えているかを気にしすぎている。そしてそれと自分とのギャップに苦悩している。むしろ一般的に正しいと言われているものだって、時代が違えば正しくなくなるなんてことはザラにある。というか、そんなものばかりだ。
もっと自分中心に考えよう!世の中に答えが決まっているものなんてないのだから。
自分にとって都合の良い方が真実なのだ!


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