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大学教員公募戦士:しつこいようですが博士号を!

分野にもよるのですが、大学教員になるには、博士号を持っていることがほぼほぼ条件となります。


「修士以上」という採用条件もあるが……

とはいえ、JREC-INでは「修士以上の学位を有していること」という条件も見かけると思います。よくよく見てみますと、採用時の職位が助教や講師ではありませんか。

また、「修士以上の学位を有していること」とはしていながら、さまざまな業種・職種での実務経験を求められていませんか。

さらには、資格に伴う特定の科目の担当ができることが条件となっていませんか。

それでも博士号!

このように、博士号なんかいらないこともあることはあるのですが、そこはそれなりに理由があり、結局ポストを得たあとに博士号をとることを求められることになります。

と申しますのは、職位を挙げるにはどうしてもそれなりの業績(=論文)が必要となります。論文が出せるということは、研究を一人立ちしてできるということですから、おのずと博士号も取得できると思います。

特に教授への承認人事に関しては、内部の審査であるからこそなのかもしれませんが、「政治」が渦巻きます。この政治を第三者が見ても黙らせることができる(可能性があるものの一つ)が、博士号ということになります。

むちゃいわないでほしい……と思った先生方へ

案外、在職しながらの博士号取得は無理難題ではありません。そもそも仕事として研究をしてもいいことになっていますし、また同僚の先生にも大学の教員をしながら学位を得に勉強されている方もいらっしゃることでしょう。

退役軍人会の同僚にもいらっしゃいます。足の裏の米粒と揶揄される博士号ではありますが、それでもなければ困る状況に追い込まれていくと思います。追い込まれてからの学位取得は苦痛でしかないでしょう。

時代は変わりました。かつての「研究人生の集大成」としての博士号とは異なります。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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