浜町造園計画/Hamacho Zouenkeikaku
民謡とバンドという異質な形態を素面で交雑させる二人組ロックバンド、帯化の新音源、『浜町造園計画』。
武蔵野美術大学主催の「日本橋浜町ライフスタイルプロジェクト」の一環で制作された音源集である本作は、グローバル化とローカリティ、住民と観光客という、二つの軸がぶつかり合い、交差し、共存する多様な力場である日本橋浜町をドキュメントしつつ、かつて浜町を流れていた人工の川である浜町川を起点にして、浜町の過去、現在、そして未来を繋ぎ、再構築する。
どこか冷たいナレーションの声と、観光客たちが行き交う雑踏の騒がしさを思わせるパーカッションとアコースティックギターの即興演奏が絡み合う、A1.『浜町の固有性のために』。そして浜町で録音された環境音とカサついたギターと、リズムを刻む代わりにメロディックに響くパーカッション類が、浜町川の歴史をなぞる歌声を伴奏する、A2.『遺る川』。二つの対比的な楽曲がそれぞれの角度から浜町の景色を切り取っていく。
フィジカル版は本音源が収録された8cmCDに合わせて、浜町で採取した土、木の実、花などが封印され、表面にDLコードが張り付けられた小瓶、本プロジェクトの概要書、歌詞カードが付属。
《試聴》
https://taikafasciation.bandcamp.com/album/hamacho-zouenkeikaku
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帯化(Taika)
Guitars,Vocals 島崎森哉(Shinya Shimazaki)
Drums,Percussion,Trumpet 須永大河(Taiga Sunaga)
All songs and words written by Shinya Shimazaki
Arranged by Taika
Recorded and mastered by Yui Kimijima(Tsubame Studio)
Mixed by Shinya Shimazaki
Artwork and design by Shinya Shimazaki
Narration(M1)
Zhu Wenfan,Lu Tianshuo
Chorus(M2)
Lu Tianshuo
『弊池塘地図』(ZINE) +『追伸、追而書』(TAPE)
2023年の2月にリリースされた帯化のサードアルバム、『御池塘自治』の制作について帯化の二人が書き綴ったZINE『弊池塘地図』。
『御池塘自治』の制作過程や、楽器のプレイ、リファレンスとなった音楽について、時に抽象的な語りも交えながら、あらゆる方面から『御池塘自治』をマッピングしていく。また、石川開によって撮影された、帯化二人が冬の街を闊歩する様子を捉えた写真も多数収録されている。
ZINEにあわせて、『御池塘自治』の制作過程で削り取られ、捨て去られていった、老廃物、あるいはメモ書きのような部分を、大雑把に束ねて作り出された音源集『追伸、追而書』のカセットテープと、『追伸、追而書』について解説した別紙も付属する。
本音源が持つ走り書きのような拙さは、作り込まれたアルバム作品よりも、帯化の作家性を純粋に、素朴に反映している。ジャケットは、くしゃくしゃに丸められたメモ用紙に印刷をほどこした、「くしゃ紙ジャケ」仕様。
《『追伸、追而書』試聴》
https://taikafasciation.bandcamp.com/album/out-tracks
野流/梵楽
グリッドを押し流していくオートハープの音色は、瑞々しさと野生味を兼ね備えていた70年代の電子音楽に回帰しながら、日本の住宅環境に相応しい柔らかい調度で庭に生い茂る草木や虫と共に感光していく。
循環を繰り返す川のようにメンバーが入れ替わる不定形のセッション集団、野流のコアメンバー二人による1stフルアルバム『梵楽』は、「くつろぎ」のための水をあなたの「こころ」と「からだ」に注ぎ込むだろう。
カセット版にはアルバム本編のDLコード、ステッカー二種と野流の理念が書き綴られたミニブックレットに加えて、野流主催のセッションイベント、「しらべ」の一部を切り取った『極乙』のDLコードが付属。
《試聴》
https://yaryu.bandcamp.com/album/bongaku
《予告映像》
youtu.be/rqU12ZkPURE
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Hyozo
Electric Piano, Autharp, Percussion, Synthesizer
Hajime Orikawa
Autharp, Electric Piano, Percussion, Synthesizer
Nacky Ishikura
Engineering, Synthesizer
Recorded at Oto lab (Tokyo)
Artwork by Shinya Shimazaki
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≪野流・アーティストバイオ≫
人と人が、出会い、音を紡ぎ、会話するための流動的な共同体。
2022年に結成し、現在は、キーボード/ハープのHyozo(hYouU€a)、インディアンフルート/ハープの織川一、ベースの水野翔太、琴/ギターの佐々木皓介、ピアノ/パーカッション/写真/エンジニアリングの聶を中心としたセッションコミュニティとして、主に都内や千葉県などで活動を行う。
楽器未経験者を交えた即興演奏ワークショップ、セッションイベント、ギャラリーでのライブ、アンビエントを軸にした音楽の制作など、その活動は多岐にわたる。
長袖Tシャツ (『生物生息空間 -Biotope-』)
右胸と左腕にプリントがあしらわれた長袖Tシャツ。カラーは白/黒の二種、サイズはM/Lのみ。ライブ演奏とスタジオや河原での練習の様子を記録した音源集、『生物生息空間-Biotope-』のDLコードが付属。
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Mサイズ
着丈 : 70cm 身幅 : 52cm
肩幅 : 47cm 袖丈 : 61cm
Lサイズ
着丈 : 74cm 身幅 : 55cm
肩幅 : 50cm 袖丈 : 62cm
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『生物生息空間 -Biotope-』
1. 殻潰し_20220902八王子
2. 金魚鉢_20230226八王子
3. エクスペリエンス_20210919多摩川
4. 人混み_20221213吉祥寺
5. 群島理論_20210724下北沢
6. アー・ウー_20210724下北沢
造園計画-026
御池塘自治(CD)
東京を拠点に活動するツーピースロックバンド、帯化の第三音源集。
サイケデリック、ポストパンク、インダストリアル、フォーク、タイポップス、日本民謡を横断する音像は、生活のなかでフィールドレコーディングされたあらゆる環境音に食い破られながらも、「ロックバンド」という様式のなかでその先の光明を捉える。
ハイハットをドラムセットから排除し、タムを中心に組み立てられたドラムパターンは、途中、シンバルの代わりに据えられた鉄板をぶん殴ることでインダストリアルサウンドに寄り道しながら、徐々に祭囃子に似てくる。
ツーピースという節制されたスタイルは、電動ドリルや鈴の音、あらゆるメタルパーカッション類が入り込む余地を残しながら、くぐもったギターと共に、コブシの効いた歌がそれらを「歌謡」として取りまとめる。
ユースカルチャーのなかでの特権的な位置を失ったその後で、「ロックバンド」が持ち得る可能性を拡張せんとする、二人組の「河原者」が編み上げた今作、『御池塘自治』に宿っているのは、西洋文化たる「ロックバンド」の誤った翻訳、ローカライズの運動であり、同時に極めてオーソドックスな文化的諸力である。
1.行楽日和
2.藤棚
3.新居にて
4.紫陽花
5.胸騒ぎ
6.金魚鉢
7.御陵
8.降霊
9.地方/痴呆
****
通常のCDジャケットの9倍の大きさのポスターに展開することができるポスタージャケット仕様。ポスタージャケットには、湿原に形成された池沼=池塘(別名、餓鬼田)に育まれる生態系が抽象的なイメージで描かれている。
《付属品一覧》
・ポスタージャケット仕様(裏面歌詞カード)
・和紙帯
・丸金魚ステッカー
・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード
・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ
《試聴》
https://soundcloud.com/user-809149285/on-chitou-jichi?si=3260cd899c9c42baaed38c924d02f883&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing
《予告映像》
youtu.be/ODZxkdxDGSc
──
録音:君島結(ツバメスタジオ)、島崎森哉(帯化)
ミックス:島崎森哉
マスタリング:水野壮志(Studio MASS)
デザイン:島崎森哉
発売日
2023年2月8日
造園計画-024
御池塘自治(Cassette Tape)
東京を拠点に活動するツーピースロックバンド、帯化の第三音源集。
サイケデリック、ポストパンク、インダストリアル、フォーク、タイポップス、日本民謡を横断する音像は、生活のなかでフィールドレコーディングされたあらゆる環境音に食い破られながらも、「ロックバンド」という様式のなかでその先の光明を捉える。
ハイハットをドラムセットから排除し、タムを中心に組み立てられたドラムパターンは、途中、シンバルの代わりに据えられた鉄板をぶん殴ることでインダストリアルサウンドに寄り道しながら、徐々に祭囃子に似てくる。
ツーピースという節制されたスタイルは、電動ドリルや鈴の音、あらゆるメタルパーカッション類が入り込む余地を残しながら、くぐもったギターと共に、コブシの効いた歌がそれらを「歌謡」として取りまとめる。
ユースカルチャーのなかでの特権的な位置を失ったその後で、「ロックバンド」が持ち得る可能性を拡張せんとする、二人組の「河原者」が編み上げた今作、『御池塘自治』に宿っているのは、西洋文化たる「ロックバンド」の誤った翻訳、ローカライズの運動であり、同時に極めてオーソドックスな文化的諸力である。
1.行楽日和
2.藤棚
3.新居にて
4.紫陽花
5.胸騒ぎ
6.金魚鉢
7.御陵
8.降霊
9.地方/痴呆
****
今作を強引に祀り立てる、「御(おん)」という接頭語そのものを象徴するかのように、熨斗(のし)と水引きで飾り立てられ、めでたい雰囲気が演出されたカセットテープ。歌詞カードは蛇腹状に折りたたまれている。
《付属品一覧》
・蛇腹歌詞カード
・熨斗(のし)、水引き仕様
・丸金魚ステッカー
・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード
・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ
《試聴》
https://soundcloud.com/user-809149285/on-chitou-jichi?si=3260cd899c9c42baaed38c924d02f883&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing
《予告映像》
youtu.be/ODZxkdxDGSc
──
録音:君島結(ツバメスタジオ)、島崎森哉(帯化)
ミックス:島崎森哉
マスタリング:水野壮志(Studio MASS)
デザイン:島崎森哉
発売日
2023年2月8日
造園計画-024
御池塘自治(CD+Cassette Tape)
東京を拠点に活動するツーピースロックバンド、帯化の第三音源集。
サイケデリック、ポストパンク、インダストリアル、フォーク、タイポップス、日本民謡を横断する音像は、生活のなかでフィールドレコーディングされたあらゆる環境音に食い破られながらも、「ロックバンド」という様式のなかでその先の光明を捉える。
ハイハットをドラムセットから排除し、タムを中心に組み立てられたドラムパターンは、途中、シンバルの代わりに据えられた鉄板をぶん殴ることでインダストリアルサウンドに寄り道しながら、徐々に祭囃子に似てくる。
ツーピースという節制されたスタイルは、電動ドリルや鈴の音、あらゆるメタルパーカッション類が入り込む余地を残しながら、くぐもったギターと共に、コブシの効いた歌がそれらを「歌謡」として取りまとめる。
ユースカルチャーのなかでの特権的な位置を失ったその後で、「ロックバンド」が持ち得る可能性を拡張せんとする、二人組の「河原者」が編み上げた今作、『御池塘自治』に宿っているのは、西洋文化たる「ロックバンド」の誤った翻訳、ローカライズの運動であり、同時に極めてオーソドックスな文化的諸力である。
1.行楽日和
2.藤棚
3.新居にて
4.紫陽花
5.胸騒ぎ
6.金魚鉢
7.御陵
8.降霊
9.地方/痴呆
****
《CD》
通常のCDジャケットの9倍の大きさのポスターに展開することができるポスタージャケット仕様。ポスタージャケットには、湿原に形成された池沼=池塘(別名、餓鬼田)に育まれる生態系が抽象的なイメージで描かれている。
《付属品一覧》
・ポスタージャケット仕様(裏面歌詞カード)
・和紙帯
・丸金魚ステッカー
・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード
・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ
《Cassette Tape》
今作を強引に祀り立てる、「御(おん)」という接頭語そのものを象徴するかのように、熨斗(のし)と水引きで飾り立てられ、めでたい雰囲気が演出されたカセットテープ。歌詞カードは蛇腹状に折りたたまれている。
《付属品一覧》
・蛇腹歌詞カード
・熨斗(のし)、水引き仕様
・丸金魚ステッカー
・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード
・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ
****
《試聴》
https://soundcloud.com/user-809149285/on-chitou-jichi?si=3260cd899c9c42baaed38c924d02f883&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing
《予告映像》
youtu.be/ODZxkdxDGSc
──
録音:君島結(ツバメスタジオ)、島崎森哉(帯化)
ミックス:島崎森哉
マスタリング:水野壮志(Studio MASS)
デザイン:島崎森哉
発売日
2023年2月8日
造園計画-024
Zolpidem
大山田大山脈
3rd Album
『Zolpidem』
1. Jan-17
2. Jan-23
3. Jan-19
4. Jan-29
5. Jan-30
6. May-4
7. March-8
8. Feb-6
9. April-29
10. Feb-12
Format:Cassette Tape
Design by 井上Y(kumagusu)
造園計画-024
≪試聴≫
https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/zolpidem
大山田大山脈は3作目にして「効能」としての音楽にたどり着いた。若年性の、あるいは季節性の認知症としての不眠症に寄り添う音階の数々は、ビートを脱色し、震えながら眠気の調度のうえを旋回する。大山田大山脈自らが穏やかな眠りにつくために調合された音波状の睡眠薬、『Zolpidem』。
都内を中心に精力的に活動するロックバンドkumagusuの中心人物である井上Y氏によりデザインされた装丁は、錠剤の白い外皮のような質感を作品に付与し、毎晩取り出し「服薬」したくなるような『Zolpidem』へのアディクトを誘発する。
Selected Early Works+Outtracks(特別版)
大山田大山脈の1stが君島結のマスタリングにより再来。カルト美少女ゲームブランドCRAFTWORKの劇中曲や、蓜島邦明の仕事を想起させる架空のサウンドトラック集。奇怪な電子音は不安と妙な穏やかさをインクにして日記を書き綴る。
現実の景色はそこにはない。脳内を行き交う電気信号と、セロトニンの分泌量のグラフ、簡素なナンバリングの集積、その荒涼とした景色が辛うじて捻り出す実存の残り滓。音響的快楽に溺れる手前で「メロディ」に留まり、つまづき、彼女は真っ暗な空を見上げる。
試聴は以下から
https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/selected-early-works-outtracks
特別版には通常版に合わせて『Selected Early Works/Outtracks』のカセットテープが付属。
『Selected Early Works/Outtracks』
1.#12.3
2.#18
3.#22
4.#21
5.#20
All songs written, programmed by 大山田大山脈
Design by 大山田大山脈/島崎森哉(帯化)
Mastering by 君島結
造園計画20,21
Selected Early Works+Outtracks(通常版)
大山田大山脈の1stが君島結のマスタリングにより再来。カルト美少女ゲームブランドCRAFTWORKの劇中曲や、蓜島邦明の仕事を想起させる架空のサウンドトラック集。奇怪な電子音は不安と妙な穏やかさをインクにして日記を書き綴る。
現実の景色はそこにはない。脳内を行き交う電気信号と、セロトニンの分泌量のグラフ、簡素なナンバリングの集積、その荒涼とした景色が辛うじて捻り出す実存の残り滓。音響的快楽に溺れる手前で「メロディ」に留まり、つまづき、彼女は真っ暗な空を見上げる。
試聴は以下から
https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/selected-early-works-outtracks
通常版には『Selected Early Works』のDLコードに合わせて『Selected Early Works/Outtracks』のDLコードが付属。
『Selected Early Works/Outtracks』
1.#12.3
2.#18
3.#22
4.#21
5.#20
All songs written, programmed by 大山田大山脈
Design by 大山田大山脈/島崎森哉(帯化)
Mastering by 君島結
造園計画20
大山田大山脈+Outtracks(通常版)
ピルケースに並んだ色とりどりのカプセルの列、複数の仕方でバットトリップするサイケデリックトラック。アンビエント/ニューエイジ的な装飾と、歪んだビートが絡み合いながらも、「癒し」ではなく、「癒しがたさ」に辿り着くほかない異形のテクノミュージック。
日記を書きつけるように、サウンドクラウド上でひっそりとトラックをアップロードし続ける謎の存在、大山田大山脈の初フィジカル作品が帯化主催のレーベル、造園計画からリリース。
通常版には『大山田大山脈』のDLコードに合わせて、未発表音源集『大山田大山脈/Outtracks』のDLコードが付属。
試聴はこちら
https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/-
特別版はこちら
https://fasciation.thebase.in/items/60069471
末梢変異体/群島理論(2nd press)
廃盤になっていた帯化の1st single『末梢変異体/群島理論』がセカンドプレスで復活。本作はエンジニアにklan aileenの澁谷亮(ex.松山亮)を迎え、画家として活動する丸山零の写真作品『灰の風景』がジャケットを飾る最初期音源。
A面『末梢変異体』は、未だポストパンクの桎梏に足を取られながらも、その「外」へ逸脱して行こうとする「意志」が暴発するエスノ・パンク・ミュージックであり、エンジニア澁谷亮(klan aileen)が作り出す独特の質感が炸裂する。そしてロックバンドという形式の失墜に想いを馳せ、アンビエントに身を寄せる、ロックバンドからの逃走劇としてのB面『群島理論』は、その後の帯化には引き継がれていかなかったナイーヴさの痕跡を印づける。
オリジナルと比べ、より垢抜けたラベルデザインとジャケットデザインで産み直された2019年の遺構を改めて手に取ることは、2021年の新譜を手に取るより尊いかもしれない。
決して未来への補助線を引く「初期音源」としてではなく、自律した過去として『末梢変異体/群島理論』は駆動するだろう。
ー試聴ー
https://taikafasciation.bandcamp.com/album/-
造園計画-001
構成的責任
Anisakis企画イベントSUZUKOMEでの帯化のライブを収録した映像作品。機材トラブルとそれに伴う相談や戸惑いの様子もノーカットで収録したドキュメンタリーであり、公式ブートレグ。機材トラブルという前時代的なトラブルをきっかけになぜか熱量が上がっていく様は、用済みになった「ロックバンド」概念の再考を迫る。切り取られたゴザとテープによって緊縛された特殊ケース仕様。
また、映像が作品化されるに至るまでの経緯が自由と責任と歴史修正主義という概念を巡って抽象的に記録されたブックレットや、本編を帯化の二人で試聴しながらお喋りしたオーディオコメンタリー、2019年6月の帯化二回目のフルライブ映像のリンクも付属。
『行楽日和』のみ以下から映像が観れます。
www.youtube.com/watch?v=9bAI1wJDAgo
1.水田
2.公園
3.行楽日和
4.新廃仏毀釈
5.アー・ウー
6.降霊
撮影/編集 白岩義行
format DVD(ゴザ+DLコード付属)
造園計画-016
河原結社
五月上旬に河原にて録音作成された音源集。郊外都市と河原について。あるいは、暮らしと余暇という対立の外部、「暮らしに内在し続ける無能」について。インディーでありフォークでありトライバルでありインダストリアルな何か。
フォーマットは「石」,「ゴミ」(DLコード付)。「ある男」へのリスペクトを込めて、多摩川中流にて収集した「虚無」を販売します。この「虚無」の圧倒的質感に恐れおののいてください。歌詞ブックレット付。
販売方法は「対面販売」アリ(特典付き)。対面販売利用の方は以下のアドレスか、SNSのDMまで。
taika.fasciation@gmail.com
曲目
1.新興住宅
2.献立
3.ロープ
4.多摩ニュー
5.予知夢
6.遊園
7.没落
8.穀潰し
9.河原者
10.無能
11.河原結社
予告映像
https://www.youtube.com/watch?v=8-RMiTzGYXk
mastering/mix/recording 島崎森哉(帯化)
造園計画-011
擬似縁側型ステルス
東京の二人組ユニット、帯化の1stアルバム。 カセット+ブックレット+紐+ブルーシート付き。
「ロックバンド」の死体を円で囲み、線香を立てる。
「ぼくらの」インターネットは地獄に成り果て、ツイッターは悲鳴をあげる。「ツイッターはもう駄目だツイ〜」
政治への動員から逃れるための疑似的な避暑地。現実と目を合わせてはいけない。ダベり、グダり、シラけて、現実を離散させ、仮想化させよ。
音源の試聴は以下のリンクからどうぞ。
https://taikafasciation.bandcamp.com/album/gizi-engawagata-stealth
造園計画-005/006
1.前史
2.夏が疲れた国
3.水田
4.新廃仏毀釈
5.清庭
6.アー・ウー
7.対終
8.1994
9.受胎告知
mastering/mix/recording 松山亮(klan aileen)
format/cassette