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「伊勢神宮・内宮」参詣録【三重県・伊勢市】

伊勢神宮の正式名称は「神宮じんぐう」と言いますが、多くの国民からは親しみを込めて「お伊勢さん」や「大神宮さん」などと呼ばれる超人気のお宮様です。「神宮」には日本国民の総氏神うじがみ天照大御神あまてらすおおみかみを祀る皇大神宮こうたいじんぐう内宮ないくう>や豊受大神宮とようけだいじんぐう外宮げくう>を始め、14別宮べつぐう43摂社せっしゃ24末社まっしゃ42所管社しょかんしゃがあり、これら125宮社全てを含めた総称が「神宮」なのです。日本最高のパワースポット伊勢神宮、今回はその中心となる 正宮しょうぐうの一つ皇大神宮内宮>の参詣録です。🙂👍



伊勢神宮(神宮

伊勢神宮いせじんぐう三重県伊勢市にある神社です。正式名称は「神宮じんぐう」ですが、他の神宮と区別するために伊勢神宮と言う通称で呼ばれています。伊勢神宮は全ての神社の上に立つ本宗ほんそうと呼ばれる最高で特別格のとされ、天照大御神あまてらすおおみかみを祀る皇大神宮こうだいじんぐう内宮ないくう)と、豊受大御神を祀る豊受大神宮とようけだいじんぐう外宮げくう)の二つの正宮しょうぐう(中心となるお宮)が含まれ、更には14別宮べつぐう正宮に次ぐお宮)、43摂社せっしゃ延喜式神名帳えんぎしきじんみょうちょう に記載のある神社)、24末社まっしゃ延暦儀式帳えんりゃくぎしきちょう に記載のある神社)、42所管社しょかんしゃ(その他内宮・外宮に所縁のある神社)があり、これら125宮社全てを含めて「神宮」と言います。伊勢神宮は皇室の氏神である天照大御神を祀る天皇の祖神おやがみとして、また 古代より天皇による公的祭祀が行われた宮社であり、歴史的にも天皇と神宮とは深い繋がりがあります。江戸時代には「お陰参り」と呼ばれる数百万人規模で伊勢神宮へ集団参詣するブームが起こり、皇族のみならず庶民を含むあらゆる階層から信仰を集める聖地となりました。伊勢神宮は現在でもなお日本の信仰の中心地なのです。🤓


皇大神宮(内宮)へのアクセス

【所 在 地】
 皇大神宮(内宮)三重県伊勢市宇治館町1

【交通アクセス】
 ◆電車でお越しの方

 ◆車でお越しの方

                           神宮公式HP/交通アクセスより抜粋
伊勢神宮(内宮)所在地


域内マップ

内宮内の散策には 公式HPから参照できる下記「域内マップ」が便利です。「域内マップ」は、以下のURLより参照/ダウンロードできます。🙂

内宮|域内マップ|ご参拝・ご祈祷|伊勢神宮 (isejingu.or.jp)

内宮・域内マップ


内宮参拝(宇治橋大鳥居~宇治橋~神苑~御手洗場~瀧祭神~神楽殿)

先ずは、「宇治橋大鳥居」前から参拝コースのスタートです。⛩️🙂👉宇治橋を渡り(右側通行です)右折します。途中にある「神苑しんえん」を鑑賞し、第一鳥居をくぐり、「手水舎」and/or 五十鈴いすずのほとり「御手洗場みたらし」で手を清め、「瀧祭神たきまつりのかみ」へお参りしましょう。🙂👉⛩

宇治橋大鳥居/実は遷宮時解体された旧殿で使われた柱を再利用しています😮」
宇治橋/右側通行の看板が・・・」
宇治橋から見た五十鈴川いすずがわ
神苑しんえん神宮の庭園です。」
神苑しんえん/毎年春と秋の御神楽祭で神苑に舞台が設置され、御神楽(歌舞)が行われます🙂」
警衛部/昔:伊勢神宮で警衛に従事する官吏→今:神宮司庁の警衛部職員です😌」
古札納所こさつおさめしょ/古くなったお守りや神札を返納します🥲」
火除橋ひよけばし/火災が発生した場合の燃え移り対策の橋です🤔」
手水舎てみずしゃ/手と口を清めましょう」
第一鳥居
御手洗場みたらし手水舎と同じようにお清めができます😌」
「手を清める親子連れ(赤ちゃんが物珍しげ・・・)」
瀧祭神たきまつりのかみ/内宮の所管社しょかんしゃですが、五十鈴川の守り神として古くから祀られています。🙂」
「社殿はなく御垣に囲まれているだけ。内側は石壇が積まれているだけの宮社ですが所管社での社格はNo1で別宮並み位置づけです。😮」
神楽殿かぐらでん/お神札授与所、御祈祷受付所」
神楽殿かぐらでん/奏楽・舞を伴う御神楽を行う殿」


内宮参拝(正宮~御稲御倉~外幣殿~荒祭宮)

杉の大木に囲まれた参道を進むと 遂に正宮の入口に辿り着きました。🫡石段を上ったら撮影禁止のため石段の下からパチリ。その後、参拝の作法(二拝二拍手一拝)にのっとりお参りを済ませました。😌

神楽殿
五丈殿/横幅が五丈(約15m)の大きさを有する建物の意🤔」
正宮は右方向です。(左奥のパワーツリーに人々が群がっています)😮」
「杉が傾いていても構わず正宮に向かって突き進みます。😕」
正宮のお参りを終えた人々が石段から下りてきます🙂」
正宮(内宮)に辿り着きました😊」
正宮の鳥居前/ちょっとおじさん!石段に上ると撮影禁止だよ!😕」
「無事正宮の参拝を終え、次に参拝する荒祭宮へ進みます」
「知る人ぞ知るパワーツリー😮
パワーツリー/皆さんペタペタ触られて行きます😋」
御稲御倉みしねのみくら/内宮の所管社。神宮神田で収穫され三節祭でお供えされた御稲が奉納されます。😌」
外幣殿げへいでん/古神宝を納める神明造の高床式の建物🤔」
「ここを左折し下りの石段の先に荒祭宮があります」
荒祭宮あらまつりのみや/内宮所属の10の別宮の中でも第一位の宮。ご祭神は天照大御神荒御魂あらみたま
「再び神楽殿の横を通って・・・」
風日祈宮橋かざひのみのみやばし/橋の上にパワーが集まっているらしい・・・です🤔」
「橋からの眺め(島路川)/・・・パワーを感じます😓」
風日折宮かざひのみのみや/内宮の別宮べつぐう。御祭神は風雨を司る級長津彦命しなつひこのみこと級長戸辺命しなとべのみこと


内宮参拝(内御厩~手水舎(御池)~外御厩~饗膳所~参集殿~子安神社~大山祇神社)

スタート地点の宇治橋へ向かって、帰り道のコースを進みます。🙂👉

「内御厩みうまや/こちらの厩には神馬しんめが・・・いません😓」
手水舎/奥に池が見えます🫡」
「御池へ続く橋」
御池/六羽の鴨が戯れています・・・」
火除橋
「外御厩/ふたたび厩、こんどこそ神馬が・・・やっぱりいません😭」
饗膳所きょうぜんしょ/饗膳とは、今できる限りの最高の料理や肴でもてなす・・・と言う意味なんだそうです🤤」
「饗膳所前の池/夏の大掃除で池の泥をさらう時、お賽銭がざくざく出てくるらしい・・・😮」
参集殿/参拝者の休憩所🙂」
参集殿/内部」


神宮司廳(庁)の石碑/・・・廳が読めない🤔」
大山祇おおやまつみ神社・子安こやす神社/山の神と安産子授けの女神を祀る所管社です😌」
子安神社😌
「ふたたび宇治橋へ」
宇治橋上から見た五十鈴川
「シロサギが一羽、何やら考え深げです・・・🤔」

そして宇治橋を渡り、スタート地点・宇治橋鳥居の前に戻って来ました。😊

・・・伊勢神宮・内宮参詣録はここまで。


感想

日本国民の総氏神・天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)。日本人なら一度や二度は伊勢神宮に「お陰参り」された方も多いはず。斯くかく言う私も都合三度目の内宮参拝。ただ、これまでの参拝って・・・恥ずかしながら なんと雑なお参りをしていたことか!・・・大抵は参拝者さんの流れに身を任せ正宮のみ参拝して、後は(デへへ、おかげ横丁で何食べよっかなぁ・・・などと)半分観光気分で ささっと流しておしまい。こんな罰当たりな参拝は改めねばと、今回は所管社/瀧祭神、別宮/荒祭宮、別宮/風日折宮、所管社/大山祇神社、子安神社までお参りしました。その時ふと思ったのですが・・・参拝者の皆さんを観察していると 老若男女を問わず、誰もがなぜかニコニコで朗らかな表情に見えました。その時私は気付いたのです。「・・・そうか伊勢神宮(内宮)って、日本人のこころのふるさとなんだなぁ・・・」と。正宮を参拝される方は 個人的な願い事を祈願する前に、心清らかに先ずは日々平穏に暮らせていることへの感謝の気持ちを神様へお伝えしましょう。😌😌👏👏😌

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の参拝ルート


おまけ


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参拝後は「おはらい町&おかげ横丁」へくり出しましょう!😋


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