見出し画像

「春日大社」参詣録【奈良県・奈良市】

春日大社かすがたいしゃ」は 奈良市春日野町にある神社です。全国に約3,000社ある「春日神社」の総本社でもあり、ユネスコの世界遺産にも登録されました。「春日大社」は「夫婦円満」や「縁結び」の神徳があり、末社「夫婦大國社」には全国で唯一大国様ご夫婦が祀られており 縁結びを祈願する多くの人々が参拝に訪れます。今回は「春日大社」参詣録(御本殿若宮十五社めぐり)についての記事です。🙂👍



春日大社

春日大社かすがたいしゃ」は、奈良市春日野町にある神社です。全国に約3,000社ある「春日神社」の総本社です。国宝の御本殿4棟に加え 62社の摂社・末社があり、他にも27棟の重要文化財・建築物があります。1998年にはユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されました。768年(奈良時代)に、御蓋山みかさやま(春日山)の麓に、称徳天皇しょうとくてんのうの勅命により「平城京」の守護と国民繁栄祈願のため創建されました。第一殿の主祭神は武甕槌命たけみかづちのみことです。武甕槌命御蓋山へ白鹿に乗って来られたことから、春日神鹿は神様のお供であり神使しんしとされました。今では奈良公園を中心に約1300頭の鹿(奈良鹿は国の天然記念物)が生息し 大切に扱われています。境内にはまた 多くは庶民から寄進された様々な形の「釣燈籠」や「石燈籠」があり「万燈籠」と呼ばれ、毎年2月と8月に全ての燈籠に火を入れる神事が行われます。その幽玄な世界の幻想的な美しさを観るため多くの参拝者が訪れます。🤓

若宮十五社めぐり
春日大社の南側から奥の院参道沿いにある十五社に祀られているのは、人が生涯を通して遭遇する様々な難関(お金、健康、恋愛、家族 etc.)から守って下さる神々です。若宮神社から順にお参りすれば、参拝者は一生分の悩み事を全て祈願できます・・・と言うのが「若宮十五社めぐり」です。😌

若宮十五社めぐりの看板😮


春日大社へのアクセス

■交通案内
 ◆電車とバスをご利用の場合
  〇御本社・国宝殿

   JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス
(春日大社本殿行き)約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ
   または、奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分
春日大社表参道」下車、徒歩約10分 
  〇萬葉植物園正門・春日荷茶屋
   JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス
春日大社本殿行き)約11~15分、「春日大社本殿」下車、
   表参道を西へ徒歩3分
   または、奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分
春日大社表参道」下車、表参道を東へ徒歩3分
  *季節によりバスの運行や時間が変更になりますのでご確認ください
 ◆お車の場合
  名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
  京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
  第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
  西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km
 ◆徒歩の場合
  近鉄奈良線「奈良駅」から約25分

春日大社 公式HP 春日大社について>基本情報より抜粋
春日大社所在地


境内マップ

境内の案内図については 春日大社の公式HP/各種資料・MAPダウンロードに「境内MAP」、「御本殿 回廊内」、「若宮十五社めぐり」他関連の各種MAPがあります。👇😉

境内MAP
御本殿 回廊内
若宮十五社めぐり


境内散策(二乃鳥居~南門~御本殿)

二乃鳥居前から参拝スタートです。⛩🙂👉⛩

春日大社神鹿像
「参道沿いのスペースで休憩する鹿の群れ」
世界遺産「古都奈良の文化財」春日大社石碑
二乃鳥居
伏鹿手水所
祓戸神社はらえどじんじゃ/罪や穢れ祓う神様で、本社に参拝する前にここで心身を清浄にしましょう😶‍🌫️」
連れ鹿
表参道
着到殿ちゃくとうでん/春日祭の折に御本殿での勅使参向之儀に先立って、式次第を確認される「着到之儀」が行われる建物です🙂」
榎本神社えのもとじんじゃ/健康長寿の守護神で、春日大社創建前から鎮まりになる地元の神様・・・なぜか境内の片隅にこじんまりと鎮座しています🤔
南門が見えてきました🫡」
南門なんもん/高さ12mある春日大社最大の楼門です。」
中門ちゅうもん/高さが約10mの御本殿直前にある楼門御廊おろう/中門から左右に約13m延びており、祭典では神職が座る/お経をあげる場所です。」
影向門/釣燈籠が並ぶ回廊へ🙂👉」
東回廊/釣燈籠がずらっと並びます😮」
「さらに続く釣燈籠・・・🫢」
桜門を出てUターン・・・回廊は続く🫣」
御蓋山浮雲峰遙拝所みかさやまうきぐものみねようはいじょ/遥拝所です」
御蓋山浮雲峰遥拝所/鳥居」
一旦回廊に戻って・・・
本社大杉ほんしゃおおすぎ/樹高33m、幹周7.94m、樹齢千年とも言われ、鎌倉時代後期の絵巻物(春日権現験記かすがごんげんけんき)にその姿が描かれているそうです😮」
岩本神社/受験合格、和歌の神様」
風宮神社かぜのみやじんじゃ/西風から守り、人が犯した罪穢つみけがれを祓い清める神様、また、妊婦を守り子を授ける神様です😌」
椿本神社つばきもとじんじゃ(左)/魔物をお祓い下さる神様後殿うしろどの各社参拝所(正面)/4殿、7社が鎮座しています😌」
藤浪之屋ふじなみのや/江戸時代まで神職者の詰所でしたが、万燈籠を体験してもらおうと屋内の暗闇で再現する施設です😮」
藤浪之屋の内部😎」
多賀神社/延命長寿・仕事の完遂の守護神」
宝庫/春日祭の時に御本殿を飾る御神宝(鏡、太刀、鉾、弓矢など)が納められています🤫」
慶賀門/西回廊・南側にある門。古来正式な参入門で藤原氏の大臣らがこの門から参入されていました🫡」
中門・御廊の前に戻って来ました!😏」
「鹿顔形の絵馬/外国からの参拝者さんの絵馬もありますね🤓」
「さらば南門!」


境内散策(~若宮十五社めぐり~)

御本殿の参拝も終わり、次は若宮十五社めぐりへ。🙂👉⛩⛩⛩

若宮へ向かう石段」
一童社いちどうしゃ(三輪神社)/子孫繁栄、子供の無事成長の守護神😌」
兵主神社ひょうずじんじゃ(左)/延命長寿の守護神(勇気をお授け下さる神様)😇、南宮神社なんぐうじんじゃ(右)/金運・財宝の守護神🤭」
春日若宮かすがわかみや/正しい知恵をお授けくださる神様🧐」
若宮大楠わかみやのおおくす/樹高24m、幹周11.46m、元は三本の苗木が成長しながら合着したと言われています。神功皇后じんぐうこうごうのお手植えと伝えられています😮」
「廣瀬神社と葛城神社の前にある鳥居」
廣瀬神社ひろせじんじゃ/衣食住の守護神(お稲荷様)🙂」
葛城神社かつらぎじんじゃ懸橋社かけはししゃ/心願成就の神様(一言願えば(一つの祈願)叶えてくれる神様😮)」
三十八所神社さんじゅうはっしょじんじゃ/発明・起業の神様🤓」
佐良気神社さらけじんじゃ/商売繁盛・交渉成立の守護神(えびす様)🤩」
夫婦大國社めおとだいこくしゃ/良縁・夫婦円満・福寿の守護神😌」
夫婦大國社の御祭神は、大国様とその奥様の須勢理比売命様すせりひめのみことです😍」
夫婦大國社 水占い/水に漬すと占いが・・・🫢」
金龍神社きんりゅうじんじゃ/金運財運の守護神🤑」
「ちょっと~オバさんら!さすがに金の龍に抱きつくのって罰当たりじゃない!?😓」
「目指すは紀伊神社!」
春日明神遙拝所かすがみょうじんようはいしょ/ひらめきの神様😀💡」
元春日枚岡神社遙拝所もとかすがひらおかじんじゃようはいしょ/延命長寿を祈願する所😌」
宗像神社むなかたじんじゃ/諸芸(学問・芸能)発達の守護神(弁天様)🥸」
伊勢神宮遙拝所いせじんぐうようはいしょ/天地の恵みに感謝する所です😌」
紀伊神社きいじんじゃ/万物の生気、命の根源の守護神😀」
紀伊神社(正面)😌やった~15社めぐり達成だ~😂」
「・・・帰り道」
奈良鹿との別れ・・・🥹」

・・・春日大社の参詣録はここまで。


感想

丹波篠山では春日神社にお参りしましたが、総本山の春日大社(分社の春日神社が全国に3000社もあると言うから驚きです!😮)のご参拝はおそらく初めて。御本殿にも4社、他に摂社、末社が数多く、全社にきっちりとお参りするなら まる一日はかかりそう。それでも限られた時間内に駆け足ですが「若宮十五社」だけでもお参りできて感無量です。😂ただ、正式にお参りするなら「夫婦大國社で初穂料千五百円(御本殿参拝+案内付きは三千円)を納めて受付をして、十五社の参拝後御朱印おしるしを受け取って下さい」とのことなので、私これしてなかったからご利益も限定的なのかしらねぇ?🤔春日大社では同じような「めぐりもの」に「水谷みずや九社めぐり」があります。こちらも初穂料千五百円を納めて受付をして、九社参拝後に祈祷殿御朱印お守りを受領します。まぁいずれにせよ「めぐりもの」にはそれなりに時間とお金が掛かると言うことのようです。🤔

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

「今回の若宮十五社他参拝ルート
「今回の御本殿散策ルート


おまけ

榎本神社えのもとじんじゃにまつわる伝承です・・・

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?