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歯が抜けたときの習わし現代版〜歯の妖精さん〜

子供の頃歯が抜けた時どうしてましたか?


おそらく僕と同世代かそれ以上の年代の方は

下の歯が抜けたら家の屋根に向かって投げる。
上の歯が抜けたら床下に投げる。

みたいなことをやっていたのではないかと思います。

この"歯が抜けたときの習わし"に現代版があるの知ってました?


僕は最近知りました。

歯が抜けたらその歯を夜寝るときに枕の下に忍ばせておくと、寝ている間に「歯の妖精さん」が歯をお小遣いに交換しておいてくれる。

現代はこちらのほうがスタンダードだそうです。

先日、幼稚園の年長さんである長女の歯が初めて抜け、長女にとっては初めての「歯の妖精さん」の来訪をそれはそれはとても楽しみにしてました。

抜けた歯を枕の下に忍ばせ、わくわくドキドキが止まらず、なかなか寝付かない長女。

「妖精さんちゃんと来てくれるかなー?」
「道に迷ったりしないかなー?」

「大丈夫……歯の妖精さんは……迷ったりしないさ。きっと……ちゃんと……来てくれるよ……こすぴぃー」


妖精さんは見事に寝過ごし朝を迎えました。


夜明けと共に飛び起きる長女。

妖精「やばい。」

「あーー妖精さん来てない……。パパ…なんで?どうして?」


「ちょっと妖精さんに電話で聞いてみるわ」


「ん、ああもしもし?今日予約してた者ですけど。どうなってんの?…ん?…あーはいはい。……それで?……あーわかりました。お願いします。」

泣く一歩手前の長女に説明する。

「妖精さんなんだけどね。”昨日ビール2缶とレモンサワーまで飲んじゃって酔っぱらってしもうていけなかったでごわす。かたじけねえ。”って言ってたわ」

「で、お詫びとして普通なら100円のところ500円にサービスして今日の夜持っていくってよ!」

「ごわす?500えんってすごいの?」

「すごいさ。麦チョコなら10個は買えるでごわす」

「10個ぉ!?ぴぃよぇーい!」

こうして妖精さんは翌日無事ミッションをコンプリートしたのでした。


さて余談かつ私事ですが先日第4子(三女)が産まれまして。


妖精さんもまだまだ忙しくなりそうでごわす。

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