マガジンのカバー画像

野上大樹の活動記録

11
新たな筆名『野上大樹』の活動記録。今後きまぐれに記事が増えていきます。たぶん。
運営しているクリエイター

記事一覧

作者が透けて見える小説は駄作?

僕の小説を読んだ知人から「この作品、自分のこと書いたんでしょ?」と言われて恥ずかしい思い…

できますか?『訊く』と『聞く』の使い分け

昔々のその昔、小説を読んでいてルビ付きの”訊く”という表現に初めて遭遇したとき、「聞くっ…

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.24)

ありがたいことに、たまに作品の感想をいただくことがある。その際よく聞くのが「真に迫ってい…

【自己紹介】ジャンルで区分されるのが嫌な作家のこれまでとこれから(2024年更新)

初めまして。野上大樹のnoteページへようこそ。ぼくは第20回歴史群像大賞の優秀賞を経てデビ…

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.22)

2歳になった次男の口癖が「あっち行って!」で困っている。保育園で一緒のクラスの友だちが何…

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.23)

創作は孤独との戦いだ。常にだれかに囲まれているように見える売れっ子作家も、生きているのか…

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.21)

ぼくは九州に住んでいる。妻の実家の近くに移り住んで約8年になるが、ここはぼくの知らない土地だ。だから知り合いはいない。ぼくは父の仕事の都合で小さいころから引っ越しを繰り返してきたから、特に故郷と呼べる土地も持たない。最近テレビでぼくみたいな環境で育った者のことを”根無し草ゆえのアイデンティティー・クライシス”と表現しているコメンテーターがいたけれど、ぼくのアイデンティティーはたしかに土地に根ざしていない。しかし違う形で、違う場所で根を張っている。それは人だ。ぼくのアイデンティ

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.20)

朝起きて子どもを保育園に送り出し、散らかった家を片付け、ちょっと息抜きをするともう9時1…

創作が楽しいと思っていたあの頃はもう戻ってこないのか?いや戻ってこい。

辰だ!竜だ!ドラゴンだ! 令和6年ですね。明けましておめでとうございます。今年もよろしく…

作家は経験したことしか書けないってホント?

そんなわけない。 もし作家が経験したことしか書けないとしたら、世のミステリー作家はみんな…

曖昧なことを曖昧なまま理解する手段としての小説

自分の作品を分類されたくない作家です。 この作品は恋愛小説です。これはSF、これはミステ…