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世界旅31日目

時間は残酷だ

僕の感情を無視して突き進んでいく

ひたすらに正確に

だから僕はせめて抗っていたい

僕はこの素晴らしい一瞬をもっと味わいたい

時を止めたい

時を戻したい

僕は無力だ

だから毎日精一杯生きるしかない

彼女とまた会う日まで

朝起きてご飯食べる

みんなは僕より先に起きてた

席が少なくてイギリス人2人とスミットと一緒に食べた

まじおれの旅出会う人みんな素敵、彼らも素敵だった

その後マヒマとイザベラとモールに行く

マヒマとイザベラ

僕は今のイヤホンじゃマイクが悪すぎてちゃんと電話できない

だから新しいマイクがきちんとしているイヤホンを買いたかった

Sonyの店にマヒマと行き、8000円ぐらいのかなり音質いいヘッドホンがあったのでそれを僕は買った

彼女はインドの方が少し安いからインドに帰ったら君と同じヘッドホンを買うよと言ってくれた

彼女の気持ちはかなり本気だと僕はこの数日で感じている

その後ご飯をみんなで食べた

みんな全然食べないからおれがめちゃくちゃ食う羽目になった

僕らはマーケットに行く

みんな僕といる時にめっちゃ箸の使い方学んでくれたから僕はみんなの分の箸を買ってプレゼントした

そのままゲストハウスに帰りGrabを呼んで空港に向かった

荷物に押しつぶされるスミット
昼ごはん大量
待ってる
おれ
車内狭い
サヒルが買ってくれた
僕のガールフレンド
マヒマとイザベラ

もーそろ僕らはバイバイだ

僕はまた1人になる

寂しい

悲しい

離れたくない

ただただその感情しかなかった

Grabの中ずっと彼女と手を繋いでた

僕は悲しみと寂しさに囚われて、目に映るホーチミンの街並み全てが頭の中に入ってこない

今でも何も覚えてない

空港に着く

彼らは国際線、僕は国内線

だからここですぐお別れだ

感情に蓋をしたくない

頭で考えるより先に心で動いてしまう人間だ

僕はボロ泣きしてしまった

こんな感情になったのはこの旅で2回目だ

1回目はフィリピンのバギオ

でも今回はかなり状況が違う

マヒマとバイバイしなきゃいけない

自分の感情を抑えられない

旅に出たからこの人たちに会えた

でも僕は自分の旅がある

だから離れ離れになる

何が良くて何が悪いのか全てわからないけど、なんかもうよくわからない感情しかなかった

でもはっきりわかるのは寂しい

そしてずっと一緒にいたい

でも彼らも僕もフライトが迫ってる

みんなとハグして、僕はバイバイした

またインドで、イザベラはチリで

僕は1人で国際線にいるしよくわからないから色んな人に聞きまくってなんとか国内線に来れた

よくわからないままベトナム語オンリーでチェックインした

おれもよくわからないのに僕は盲目のおじさんのチェックインを手伝った

ちゃんとできてんのかな

訳もわからず荷物を預けるけど誰も英語話せない

でも運良く僕が日本人だと気づいた日本に5年住んでたベトナムのおっちゃんが拙い日本語で助けてくれる

そして訳もわからず荷物検査のとこに行く

いろんな人が助けてくれた、言葉が通じないけど

想像以上に英語話せない人が多い、ベトナムの国内線

荷物検査で僕の裁縫道具の大事なハサミが没収された

まぁしょうがない

僕は搭乗口の前でマヒマとバイバイしてからずっと聴いていて、おれがマヒマにめちゃくちゃおすすめしていた、RadioheadのCreepをずっとエンドレスで聴く

僕は涙しか出ない

彼女とずっと連絡してるけどこんな感情的な文をずっと続けてもらちがあかない

僕は自分の人生を楽しく生きてもっと素敵な人になって君のもとにまた会いに行きますって英語で送った

その時まで、僕は自分の人生を愛しまくって楽しみまくって、もっとおもしろくて素敵な人になれるよう精一杯生きることにしよう

搭乗が始まったのでバスに乗り飛行機のもとへ向かう

飛行機搭乗口
バス乗って飛行機まで向かう
飛行機乗り込む
飛行機
雷やばかった
機内

飛行機に乗り込む

少し気持ちが落ち着いてきた

飛行機が飛び立つ

窓から見える景色は格別だった

3時間ほど好きな音楽を聴いて自分の気持ちに向き合ってこれからについて考えて、ゆっくり過ごす

マヒマとホイアンに出会った時のこと

何気ない会話から謎に仲良くなったこと

ホイアンの街を一緒に散歩したこと

タトゥー入れるのについてこいと言われてよくわからないままついてったこと

ホイアンでバイバイしたこと

離れてる時間に僕らの気持ちに気づいたこと

ホーチミンで再開したこと

一緒に踊ったこと

夜中に散歩したこと

公園で語り合ったこと

ルーフトップバーで一緒に熱唱したこと

モールでショッピングしたこと

ゲストハウスの階段でキスしたこと

彼女との思い出すべてを頭の中で1から思い出した

僕らはよくわからないけどホイアンで出会ってお互いの気持ちが一致してホーチミンで楽しんで本気の恋におちた

人生本当に何があるかわからない

僕は彼女と離れてもちろん悲しい

涙が出てくる

でもこの涙は、今の涙は、自分の今生きてる人生の素敵さや運の良さ、マヒマと出会えた人生でよかったなっていう嬉しい涙

飛行機から降りてよくわからないバスに乗る

いいところをバスが走ってたので止めさせてゲストハウスまで歩く

荷物置いておれは寂しさを紛らわすためにこのカオスな街でリラックスしてビール飲める場所を求めていた

そして1人でリラックスしてるとマレーシアから来た夫婦と仲良くなる

僕が悲しそうな顔してたから心配してくれたんだろう

彼らに全てを話した

僕は愛や結婚について教えてもらった

彼らとはまたあとで会う約束をした

サントッシュ夫婦
彼らの教え
彼らの教え2
彼らの教え3
彼らの教え4
彼らの教え5
彼らの教え6
飛行機からみるサイゴン


僕はボヤッとだけど夢ができた

僕も彼女もこの気持ちが変わらなければの話

僕は彼女の故郷、アーメダバードでゲストハウスを開きたい

そして昼はカフェと軽い軽食でも出したい

夜になるとたまにライブミュージックを開催しながらバーを開きたい

志野とかよんでしょぼいピアノしか調達できないかもしれないけど、弾いてみんなで楽しんで

たまにジョーみたいな旅してるおれの友達たちや家族が泊まりにきて

いろんなバックパッカーが交流する場所になって 

そんな暖かさに溢れた場所を作りたい

部屋のレイアウトとか装飾とかは妹の樹里にやってもらって

ゲストハウスとカフェをやる夢

海外で住む夢

彼女と一緒に過ごすという夢

そんな夢が合わさった今の中で何にも変えられない一番最高な夢

そんな夢が僕の中にボヤッとできた

日本語や文化の交換の場も創ってみたい

でも僕にそんなことができるのか、正直全くわからない

僕の関わった人たちが来てくれて、しらないひとも来てくれて、いろんな繋がりを生ませて

そんな空間をつくりたい

彼女の故郷で


これはボヤッとした夢だけど、おれは本気だ


使ったお金
忘れた

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