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世界は無数の真実と正義で溢れている

紙にペンで日記を書くようになって更新が止まってしまったnote

時間があるときに振り返りながらじっくりいつか続きは書いていきたい

この空白の数日で僕は世界の現実を沢山目の当たりにした

日本で暮らしていたら情報を入手することは容易い

インドは途上国で、世界には紛争や戦争があって、難民の人たちがいて、ストリートチルドレンは道路で寝ていて、、、

しかしこれはあくまで頭で処理するイメージに過ぎない

僕はこの旅で世界の様々な現実を目の当たりにした

旅に出て感じることはイメージとはまるで違う

自分の身体という器で理不尽さや美しさ、儚さや愛を感じるんだ

この世界はかなりの親切な人で溢れている

これは真実じゃなくて事実だ

沢山の愛があり、沢山の犠牲があり、沢山の優しさがあり、沢山の裏切りがある

これがこの世界の事実だ

そして僕は思う

この世界で本当の悪人を見つけることは中々難しい

この世界は無数の真実と正義によって成り立っている

そしてそのせいで犠牲になっている人生や国、自然や命があることを忘れてはならない

これは必ずしも戦争という形だけではない

愛を履き違えた人による支配によっても成り立つ

これは僕の真実と定義でしかないけど、この世界は愛というものを支配や操作、束縛と勘違いしている人が多すぎる

しかしそんな人たちにも悪気があるわけではない

そのような国で生まれてそれが文化で、その人自身は優しくて、ただそれぞれの国にはそれぞれの国のやり方というのがある

そしてその人その人の真実と正義がある

だからこの世界は複雑で残酷で理不尽なんだ

だけど、そんな世界の現実にも沢山の愛があって美しい瞬間もあって意外とシンプルだったりする

そしてそんな世界でこんな現実を目の当たりにしたとき、何もなすすべがない自分の無力さに直面する

それが旅をするということだと僕は思う

理不尽さや美しさを感じながらも自分の無力さを感じる

1人の人間というのは所詮出来ることは限られている

何が出来るか必死に数日間考えた

この世界をもっと良い方向に、犠牲になる人を減らすようなことができるはず

この世界は日本でイメージしていたよりあまりにも悲惨な現実で溢れている

だけど僕に出来ることなんてほぼないに等しくて

そんな無力さを噛み締めながらも周りの人に愛を与えることが出来たらそれで良いのかもしれない

こんな現実ばかり見てると吐き気がして嫌気がさすけど、時間は1秒ずつ進んでいく

そして僕に出来ることは愛を持って人と接することしかないと気づく

これだけは読んでくれてる人に忘れないでほしい

この今という瞬間に起きていること

誰かはとても幸せで愛している相手と結婚していること
誰かは全く愛していない権力で決まった相手と結婚していること

誰かは親から誕生日プレゼントをもらい喜んでいること
誰かは親から虐待を受けて今にもこの人生を辞めたいと思っていること

誰かはクラブやレストランに行ってお金を使って人生を楽しんでいること
誰かは路上に寝て誰からも相手をされずお金が無いということ

誰かは先進国でいい家庭に生まれ自由に色々な国に行けるということ
誰かは途上国で問題のある家庭に生まれ一生自由ではないということ

誰かはこの瞬間に生まれていること
誰かはこの瞬間に死んでいること

これが今この瞬間の1秒に起きている世界の現実

だから絶対に忘れてはいけないことがある

愛をもち他人を理解する努力を諦めないこと

愛をもち最大限に相手に寄り添うこと

それが1人の人間にできる精一杯の努力だと僕は思う

誰かが助けを求めていたら助けてあげて
誰かに助けを求めたくなったら誰でもいいから頼って

そんな人生を送ることが出来たら幸せなんだと僕は思う

そして僕はもっとこの世界のことを学ばなきゃいけない

だからインドをあと少し旅してインドネシアの旅が終われば僕は全く違う文化に触れる必要がある

バリ発ナイロビ行きのチケットしか僕の頭にはない

そして、のこってるすっっくない金をもってアフリカ半縦断しにいこう

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