渡る世間は鬼ばかりのドラマでお馴染みの、えなりかずきが言う「だって、しょうがないじゃないか！」というセリフですが、私はこの言葉に何度も救われています。

例えば仕事で、確実ではない未来の売上げを必ず確定させないといけない時や、会社で新しい事業に着手する際に予備知識もないまま成功に導かないといけない時など、あまりにも不確定要素が多すぎる状況にも関わらず必ず達成させないといけない事が多々あります。

そういう状況の時には、心と体に相当なプレッシャーがかり、頭と胃が痛くなり、夜も寝付けない日々が続き、通常であれば出来るはずなの事が出来なくなっていくという悪循環に陥ってしまうのです。

そこで登場するのが、「だって、しょうがないじゃないか！」という言葉。一見、後ろ向きな発言にも捉えられますが、実際に心の中で叫ぶと頭の中をぐるぐる回っていた不安や焦りが不思議と無くなり、頭の中がスッキリします。

物事を考える時にはシンプルな思考が望ましく、そのシンプルな思考を数多く組み合わせて解を導き出すのが最適なのですが、変なプレッシャーがかかっていると、最初から余計なものが混じった複雑な思考になります。その複雑な思考と思考を組み合わせていくと、とても難解な状態となり導き出せるものも出せなくなるのです。

一度、頭を切り替える意味で「だって、しょうがないじゃないか！」と心の中で叫んでみてはいかがですか？
いい意味で気持ちをリセットできれば、きっとシンプルな解決策が不思議と湧き出てきますよ。