海外医療系会社の日本展開を垣間見たテレフォンミーティング(体験談)

これは”破天荒を目指す整形外科医のブログ”の作者が、本職が”医師”だった(じゃあ今は?と思った方、上記ブログへ)時代に経験した体験をまとめたものです(2つ+α)。こんなの公開していいかなぁと思いつつ、有料公開にして公開を限定的にすれば、自ずと制限されるのでは?という(間違った)解釈で作成しました。もし、収益があった場合、これからの日本の医療がよりよい発展をするために、作者がなにか貢献する機会をオーガナイズするために使いたいと思っています(おまけに、話の間にコーヒーブレイクのコーナーを設けて、医局内の医師の机事情(なにそれ?)も説明します)。


また、この体験談は、海外の医療系の会社が日本という国にアプローチしていくか等、マーケティング的、医療経済的な要素もあるかと思い投稿に踏み切りました。どなたかの情報発信の参考文献になるといいなあと思います。
(+αは、アンケートに答えてくれたら支払いますといいつつ、支払がなされなかった会社を実名でとりあげてみたいと思います。)

お話しさせて頂く2つは、次の二本立て。どんな関連の話かといいますと、
・① 手術医療機器のメーカ

・☆(おまけのコーヒーブレイク)

・② 整形外科、リウマチ科における関節注射の製剤メーカ

です。

① 手術医療機器のメーカ

 最初はメールでアプローチしてきました。届いたメールの写真を、次の段落の下にそのまま(といっても少しぼかして)載せてみることにします。

 見て頂きますとお分かりのように、G-mailをそのまま画像にしています。高度な止血技術などというと、かなり難しい話なのですが、要は手術中の出血を止める機器ということになります。見るとおわかりのように医療コンサルティング会社がおそらくそのメーカからの依頼を受け取って、このようにコンタクトしてきたのだと思います。

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