刑務所から社会に戻って夢を叶えるまでを綴る
刑務所を出所してから一ヶ月が経ち、その中で様々な事があった。
まずは、周囲の環境が大きく変化していた事。僕は元々、足場を組む鳶職で独立し、一人親方として下請けの会社に応援に入っていた。社会に帰ると、僕が今まで応援に入っていた会社が、他の会社の下請けになっていて、1番その会社に貢献していた従業員も辞めていた。他には、友達が結婚していたり、子供が産まれていたり、県外にいたり、僕の周りから多くの人が去り、そして多くの人が僕の事を忘れていた。それでも僕の事を忘れず、僕の帰りを待ってく