今年も、年末恒例の購入ボトルのデータ整理。
㊗ ウイスキーボトルを買い始めて10年目になりました。

これを読んだ方がどんな反応するかわかりませんが、自分はとてもウイスキーが好きで時間とお金をつぎ込んでいて自己満足度は高いので、そっとしておいてください。怖いコメントは怖い、優しいコメントは嬉しいです。

本数

今年は1年間で５１本購入しました。最初は１月５日、最後は１２月末です。絶え間なく買っていますが、7月は我慢しました。

１１月の購入本数がやたら多いのは、スコットランドに行ったからです。現地で１８本購入したので、この月はそれ以外では３本購入したということになります。スコットランド分を差し引くと、年間33本で、月に2~3本というペースになりました。これは目標どおり。

年間を通じての本数は、昨年が１１０本、それ以前も毎年６０～１２０本だったので、ここ５年間では一番少ない本数でした。
より厳しい基準で購入することで本数を減らすことを目標としていましたので、目標達成しました！

購入価格

１本あたりの平均価格は32694円でした（注）。
中央値は21000円でした。分布は下の表のとおりです。
昨年が31728円、一昨年が29235円、さらに前が28067円となり、1本あたりの価格は年々増加する傾向にあります。
あれ？そんなに安いかなと思ったので、スコットランド購入分を除いて計算し直してみると、ボトル単価は40000円超になり、思いの外、高値でした！💦
スコットランドではわりと安価めのスプリングバンクの蒸留所限定をたくさん買ってましたので、そこでグッと平均価格は下がったからだと思います。

単純にウイスキーの価格上昇率を考えて、これまでどおりの水準のものを購入していたら平均価格4万は妥当なところかもしれません。

単価については、どうしても今まで以上に良質なものがほしくなるものですし、年々価格は上がってますので、このくらいの単価上昇は予想範囲内でした。むしろ、スコットランドでももっと高価なボトル買えばよかったとすら思いました。円安でビビってましたね・・・。

注釈
価格の計算は、昨年同様に単純な送料を含んでの価格で、旅行で持ち帰ったボトルの飛行機代などは含んでいません。

地域・酒類別

ウイスキーの地域、ブランデーなどほかの酒類も含めた表、グラフが以下になります。

昨年と比べて、Japanese, Islay, Highlandはほぼ横ばい。
Campbeltownは旅行のおかげ＋手に入りにくさで大幅増。
Speysideはたまたまか、リリースが多くて微増。
根強く、少数のBourbon, Blendedに手が動く。
全体のバリエーションは減りました。

ちなみに昨年は以下。
おそらく、本数を半減したことで、どうしてもほしいスコッチ、抽選限定などで当選するジャパニーズが残ったということだと思います。
グレーンウイスキーやアイリッシュ、ブランデーなども軒並み高騰してきており、一本抱えずに我慢した年だったと思います。

高額ボトル　ベスト５

栄えあるベスト５は上記になりました。全部が１０万円超えではないし、よく抑えていると思います。どれも、なにかしら出会いがあって購入したボトルなので、感慨深いです。

購入元

購入元は、国内の酒販、バー、代理店が27本、国外が24本（うち旅行中が18本）となりました。円安＋輸送費の高騰で、辛かった一年でした。

数年前と異なり、海外で買っても、あまり旨味がなくなっており、コマスピさんのほうが安いなんてことがありました。これまでは自分で直接海外から買ったほうが自由で安いので積極的に個人輸入してましたが、コスト逆転するならコマスピさん利用も十分検討しなきゃ、と思いますし、そこまで低価格を実現するコマスピさんはすごいなーと思います。

昨年の反省をふまえて

昨年の反省は
１　本数を絞る　◎
２　抱き合わせ・くじ・抽選を買わない　✕
３　同じスペックばかり買わない　？
４　プライベートボトルなどネームで反射で買わない　○
５　もっとオールド買おう　✕
６　Reviewサイトを信じすぎない　○

１　本数を絞る　◎
達成できました。Webサイト更新チェッカーも使わなくなったし、酒屋さんからの案内も厳選できたし。
ただ、一番の理由は、「思っているよりずっと値段が高くて買う気にならない」かもしれません。自分の価格の基準が、高騰する市場に追いついていないです。懐古厨の老害の誕生なのか…。

２　抱き合わせ・くじ・抽選を買わない　✕
抽選、年末に２回やりました。
だって、スプリングバンク１８年以上が全然手に入らないんですよ…。大好きなスプリングバンクが安定して手に入らない以上、手段を選ばずに買ってしまう手段になりつつあります。困った。。。外商よ…働いてくれ…。。。

３　同じスペックばかり買わない　？
結局今年も同じようなスペックを買いました。しかし、「同じスペックばかり買わない」の裏返しである「バラけていろいろなものを買おう」は実現不可能な気がします。だってバンクもラフも好きなんですから。バーで一杯ならチャレンジするけど、今の価格帯のボトル購入ではチャレンジできないということを実感してます。

４　プライベートボトルなどネームで反射で買わない　○
かなり絞れたと思います。プレイベートなりダブルネームなり、やはり玉石混交というのは変わらずかなと思います。

５　もっとオールド買おう　✕
全く達成されませんでした。とにかく高騰が激しい！昨年は£700くらいなら買いだよね、と書いてましたが、今年はほしいものはおおよそ£1000くらいになっていて、ちょっと手がでない価格帯になってきてました。でも、アイザワさんとかまた行きたいなと思います。オールドはささやかにやっていきます・・・。

６　Reviewサイトを信じすぎない　○
Reviewサイトを見ることが減りました！そもそも買えない・買わなくなったからですけども。

総評

1年間に51本、166万円。
これが高いか安いかわかりませんが、今年は買い方にあんまり後悔はないし、満足感が高かったなあと思います。ニューリリースに対して、着実にスルースキルが自分に身についてきました（笑）

来年は、海外に落ちてる「なんで誰も買わないの？」みたいなボトルを確実に回収していきたいです。購入価格の中央値をもうちょっと上げたい気がします。
そのためには、来い、円高。
年間20本、100万円、くらいを目標にしてみたいと思います。

番外編　ボトル置き場

たくさんのボトルが地下倉庫に眠っています。
いつ日の目をみるのか、わかりませんが、売ったりせず絶対に全部飲んでやろうと思います。
家族・友人とシェアするのが一番楽しく活用できるかなと思います。
ウイスキーを一緒に飲めるならみんな友人です。