安城市役所で有機農業について懇談会
はじめに
安城市役所の農務課から有機農業、環境負荷低減事業について、2024年2月13日午前に懇談会が開催されました。
白谷隆子市議に同席いただき参加しました。
有機農業に関心のある方々と、農務課の担当者からの説明や質疑応答を通して、有機農業の現状や課題、可能性について学びました。
本論
懇談会は、安城市役所桜庁舎の2階の会議室で行われました。
参加者からは、有機農業に関するさまざまな質問や意見が出されました。
有機JAS認証
例えば、実際に有機作物としていちじくをつくっている方からは、有機JAS認証を取得せずに出荷している理由や困難について話してくれました。
有機JAS認証は、有機農業の品質や信頼性を保証するものですが、取得には費用や手間がかかります。
また、有機農業の需要はまだ十分ではなく、価格競争力も低いという現実もあります。
畑・果樹園お見合いシステム
一方で、農業をやりたい人や農地を貸したい人には、一定の条件のもとでお見合いシステムがあることがわかりました。
これは、農地の有効活用や後継者不足の解消につながる取り組みです。
農務課は、このシステムを利用して、有機農業に興味のある人と農地を持つ人をマッチングさせることもできると説明しました。
オーガニック学校給食はなし
安城市では、現在は一度も実現できていません。有機農産物の供給量や安定性、コストなどが課題となっています。
私達は有機農業の普及や拡大に向けて、農家や消費者、学校や企業などと連携していくことが必要だと述べました。
有機農業実施計画策定の国費補助について
有機農業実施計画の国費補助金についても話題になりました。これは、有機農業の推進に向けて、国から地方自治体に交付される補助金です。
しかし、地方交付税不交付団体には支払われないという参加者からの意見がありました。
安城市は、地方交付税不交付団体の一つです。
このことについては、農務課に調べてもらうことになりました。
おわりに
懇談会は、約1時間半で終了しました。有機農業について、多くの知識や情報を得ることができました。
また、有機農業に携わる方々の思いや苦労も聞くことができました。
有機農業は、環境や健康にやさしいだけでなく、地域の活性化や食文化の継承にも貢献できる可能性があります。
しかし、有機農業にはまだ多くの課題があります。それらを解決するためには、関係者の協力や支援が不可欠です。
私は、有機農業に関心を持ち、応援し、参加しようと思いました。
安城市役所の農務課や白谷隆子市議に感謝します。
有機農業について、これからも学んでいきたいと思います。
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