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【海外就活】コロナ禍でのバンクーバー就活の感想、そして結末や如何に

こんにちは、たかとーです。
2019年に東京での仕事を辞めて、バンクーバーでの就職を目指し移住しました。

2020年3月あたりから就職活動を始め、10月下旬にジョブオファーもらい、就活終了となりました(約8ヶ月!長…)。

まさにコロナと激突した海外就活となりました。
面接やリクルートイベントがすべてオンラインに移行しました。

最近はワクチンの話もちらほら聞きますが、自分の予想ではコロナ収束後も就職活動の大部分はオンラインに切り替わったままになると考えています。

もちろんコロナ元年ならではの出来事はありますが(レイオフなど)、コロナ以降の海外就職活動の所感、として読んでいただけると思います。

就活のより具体的な話はこちら

サクッと決まると思っていた就活は大番狂わせ

自分の就活俯瞰図です。

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就活開始から働き始めるまで、単純計算で約8ヶ月かかってますね。笑
かかりすぎーって感じですが、コロナな年ですし、途中で3ヶ月ほど寄り道もしましたし、自分の中では納得度が高いです。

納得度が高いことについては、また別記事でも書こうと思います。

寄り道

通っていたカレッジは4月末に卒業する予定だったので、2020年の年始からゆるゆる就活始めて、5月から働き始めよう、と当初は考えていました。

今は身を持って知っていますが、このプランはかなり甘かったです。

なぜかというと、企業へ応募してから返答が来るまで数週間かかることがザラにあるからです。選考プロセスは非常に時間のかかるものだと考えておくべきでした。

と、まぁこんな感じで、実際にバンクーバーで就活をやってみて感じたことが多々あったので、ここに書き残そしておこうと思います。

コントロールできない要素が多すぎるので焦りは不要

コントロールできないものというのは、例えば過去の面接で失敗したーとか、時間は巻き戻せないので無理ですよね。

自分の場合、COVID-19が直撃したタイミングだったため、自分ではコントロールできない外的要因というものを特に強く感じました。

具体的に言うと、ジョブマーケットの縮小です。

今年の三月ころからレストラン、カフェなどが閉鎖し、本格的にコロナの影響が出始めました。

その頃から、レイオフ(一時解雇)にあった話などをちょくちょく聞くようになりました。

正直今までの自分のキャリア的に、就活で苦戦するとは思っていなかった所があった(油断してた)のですが、こりゃやばいかも、と思い始めました。

国民であるカナディアンでさえ解雇されるのに、移民の自分がこの状況で就職とか無理じゃない?と。

会社(雇う側)は、従業員をレイオフしたり、新規採用を止めます。
そのため、「もともと就活していた人 + レイオフされた人」で雇われる側は人が溢れる状態になります。どう考えても例年より厳しい戦いとなるでしょう。

例えば、自分はUnbounceとShopifyで選考が進んでいたのですが、Unbounceは新規採用一時停止、Shopifyは予定していたバンクーバーオフィスの設置延期となり話は白紙になりました。

ジョブマーケットにおいて、エンジニアはおおよそ3つのレベルに分けられます。

それは、以下の図のように、
・ジュニア:ビギナー、新卒レベル
・インターミディエイト:中堅
・シニア:熟練

となります(ちなみに自分はIntermidiateのポジションで雇われました)。

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現在、ジョブマーケットは復活しつつあるように感じますが、まだまだ企業にとっては厳しい状態が続いています。その場合、上記3つのレベルの内、どのレベルのエンジニアを会社は求めるでしょうか?

答えはシニアです。上のレベルの求人から増えます。
多くの人を雇う体力が減っているので、ジュニアを雇う余裕はなく、即戦力になるシニア、そしてインターミディエイトから求められ始めます。

おそらくジュニアの方々は、求人数の復活まで時間がかかるので、長期戦を念頭に動く必要がありそうです。

ちなみにトロントは再度ロックダウンを開始しました。
Toronto, Peel move into COVID-19 lockdown Monday as Ontario tries to stop 'worst-case scenario' | CBC News

コロナの第二波が来れば、再度ジョブマーケットは収縮の方向に向かうかもしれません。

リアルイベントがなくなった

これは非常に厳しいです。

コロナ以前は、情報収集がてら、大きいホールにイケイケなスタートアップのブースが集まるテックタレントイベントにぼちぼち参加していました。

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無料のご飯、ビールも忘れずに

そのような場で人事と知り合いになって、名刺をもらいLinkedinで繋がっておく、みたいな流れがよくあるやつです。

そしてそういう機会がすべてオンラインになってしまったんですよね。正直オンラインイベントってつまらないんですよね…。そしてほぼ参加しなくなる。

人事とつながるのもハードルが上がってしまったように感じます。

決まるときはすぐに決まる

あくまでバンクーバーでの1ケースですし、個人の感想なのですが、決まるときは本当にサクッと決まるなーという印象でした。

インタビュワーとの相性もいいというか、すぐに仲良くなって、なんとなくうまく行きそうなニオイがします。

ジャバさんも言っていますが、大事なのはエンジニア、英語の能力だけでなく、会社で一緒に働く人達と、自分との相性が大事だと感じました。

自分の場合は、相手がかなりエンジニアリング大好きPeople(特にJavaScript周り)なのは知っていたので、ひたすら「コード書いてれば幸せですわ!ハハハ!ReactとかNext.jsとか最高!」みたいなテンションでインタビュワーに臨んでました。それらがいい方向に導いてくれたと信じたい。

自分が実際にどんな準備をしたのかなどの詳細な記事はまた別で書こうと思います。

11月からアグリテック系のスタートアップで働いています

フルスタックエンジニアとして、11月2日より働いています。

ダイバーシティと働きやすさを重視していて、個々人を尊重してくれる非常に良い企業です。ちなみに自分が日本人社員第一号でした。
ジョブオファーをくれる時点で、永住権の取得サポートを提案してくれ、ほんと良い企業にあたったなぁという感じでした。

まずは、英語で働く環境になれながら、一端の社会人としてバンクーバーで行きていこうと思います。

ありがとうございました。

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具体的な就活の準備内容などはこちら

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