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弱いは強い・・強いは弱い・・。


強い人は、弱さを知っている。自分の弱さも。

だから強い。

「弱さ」を受け入れているから強いんです。


柔に身を置けば美徳を得ますが、剛に身を置けば賊として憎まれます。
弱に身を置けば人の助けがありますが、強に身を置けば怨まれて攻められます。

ですが、柔はものごとに対応して備えることができ、剛は動いて与えることができ、弱は無茶をせずに人を用いることができ、強は及ぼすことができます。

この柔・剛・弱・強の四者には、ここであげたような使い所がありますので、うまい具合に制御して使うことです。

《軍讖》にこうあります
「上手に柔と剛をつかいこなせば、その国に光(栄光)が広がる。上手に弱と強をつかいこなせば、その国の威が明らかとなる。愚鈍に柔と弱にこだわれば、その国はかならず衰退し、愚鈍に剛と強にこだわれば、その国は必ず滅ぶ」と。


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