友達とはなにか。

ロボットと友達になれるのか？そんなことを考えて研究にしようとしている方とお話しした。
雑談だったけれど、自分なりに言語化しようとしてみた。

短時間の話し合いで結論は出なかったが、個人的に納得できるラインとして、人間かロボットかを問わず「友達とは、互いに平等でありながら、敬意を持てる相手」という、一応の結論を得た。

話は逸れるけれど、私には親友と呼べる男がいた。
「いた」と過去形で書くからには、今はいないということになる。
空前絶後の憎み合いの結果、絶縁に至ってしまった。
私は彼のことを今でも許せないし、それは相手も同じだと思う。

彼とケンカをする前と後では「友達」「親友」に対する価値観が変わり、崩れ去ってしまった気がする。

それまで、私の友達（≒親友）の定義は「何でも話せること」「お互いにノーガードであること」だった。
忌憚なくお互いに言い合う姿は、ときに外野から見れ激しいやりとりに見えていたこともあるだろう。
でも私にとっては、それこそ友達に対する向き合い方だった。

しかし「何でも話せる」なんてのは幻想で、知らず知らずのうちにお互いのダメージは蓄積して、ある時、瞬間的に崩壊した。

それ以降、私は「友達」をどう定義したらいいのかがわからない。

ここ数年で「仲間」は増えたが、「友達」とは少し違う気もする。あるいはタグ付けできない人かな。
肩書きや定義やタグなんているのか？という気もするんだけれど。

友達って、なんだろう。