金煌芒果は黄色い皮の大粒のマンゴーです。台湾の高雄のとある農家さんが開発したマンゴーだそうで、台湾独自のマンゴーにあたります（日本でも一部栽培がされているようです）。

台湾のマンゴーで唯一日本への輸出が許可されている愛文マンゴーと比べると、粒の大きさは大体1.5倍〜２倍ほどにもなりそうなくらいです。小粒のものでも、一つ食べきるとお腹いっぱいになります。

糖度は愛文マンゴーよりやや低く、さっぱりとした甘さに感じます。また愛文マンゴーより酸味も少ないです（台湾人の知り合い曰く、この酸味の少なさが台湾人好みではないのだそうです。ほんとかな？）。繊維も少なく、食べていても繊維が歯に挟まるようなことはほぼありません。そうしたことから金煌芒果を食べていると、まるでゼリーでも食べているかのように錯覚しそうになります。

総合するととても美味しいですか、微妙に粉っぽさを感じることもあります。そこがちょっと惜しいかもしれません。

このマンゴーを使って芒果牛奶を作ってみました。砂糖を加えなくても甘くて美味しいです。ただ、果肉だけを食べていた時よりも更に粉っぽさが際立つ感じがしました。まぁ、そんなに際立って気になるほどではないですけどね。

金煌芒果（ジンファンマンゴー）
甘味　　★★★★
酸味　　★
大きさ　★★★★★
繊維質　★
価格　　1斤49元（2019.7）
※台湾の1斤は600gです。