KOHHこと”千葉雄喜の雑談“ 感想
文藝春秋が発行している文學界、24年1月号に元ラッパーKOHHこと千葉雄喜によるエッセイ”千葉雄喜の雑談”の連載がスタートした。
そんなニュースを目にしたKOHHこと千葉雄喜の大ファンである僕はすぐさま文學界を購入。ページこそ少なかったものの色々面白い話があったので感想書いていきます。
音楽活動について
え、5000曲も作ってるの???頼むから全部公開してくれとか思いながら。
色んなスタイルを持つKOHHは聴いていて新鮮なのです。でも今はわざと曲を作ってないらしく今表現したいものは従来の作り方では表せないとのことです。
命の仕組み、生命のサイクル
他にも色々面白い話題はあったのですが、1番印象に残った話を紹介します。
子供が産まれる際に命の仕組みが気になった千葉さんは精子について調べたそうで、そこで精子は1回の射精で4億匹ほど出ると知ります。
その4億の中から1匹だけが勝ち残りその他3億9999万9999は死んで終わる、そう考えていた千葉さん。
その前はタンパク質、その前は人間に食べられるタンパク質の何か。何かが動物だとしたらその動物の前は精子。その精子はタンパク質……永遠に続くわけです。
卵子と結合した1匹だけが勝者。と考えていたが精子が全滅しない限り他の3億9999万9999も勝ち、もし自分が死んでも何か動物の栄養になったりしたらそれは生き続けていて生命のサイクル、流れが続く限り勝ちと考えるようになったそうで。
わかるようなわからないような。千葉さんのこういうスピリチュアルというか仏教的な悟った感性というのが彼の魅力になっているんだと思います。
KOHHの視点から見る
この命のお話、KOHHを聴く人ならなんとなく聴き覚えのある話というかフレーズあると思うんです。最後に命をテーマにしているKOHHの楽曲を2個紹介して終わります。
(引用) 文學界24年1月号 千葉雄喜の雑談
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