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頭の中で踊り狂う


9月10日。

昨日の夜22時ごろ、疲れていたこともあって
風呂も入らないままでベッドに横たわっていたら、
いつのまにか寝落ちしていて、気づけば夜中の3時だった。

ほんの少しだけ休憩してから
入浴する予定だったのにとんだ計算違いだ。
完全に体力を消費し切っていたのが自分でもわかった。


疲れている理由は自分でもわかっている。
仕事が終わってからスタバに行き小説を書く。
休みの日は札幌情報館に行き様々な本に触れてみる。

最近、ようやく重い腰をあげて
いろいろと書くことに夢中になってきている。

いい傾向だ。

最近はそんなことの繰り返しで自分を満たし続けていた。
おかげさまで夜は随分とよく眠れるようになった。


しかし活動的になった分、
疲れもいつも以上にひどい。
家で一息ついてしまったが最後、
1時間はボーッとして何もできない。

ただ虚空を見つめるだけだ。
かろうじてYouTubeを観ても内容が頭に入ってこない。

頭の中で情報の波が荒々しく揺らめいて、
一人きりの部屋なのに随分騒がしい。
ここは札幌中央区にあるとあるワンルーム。
自分だけの鼓動に、換気扇の音だけが響く場所。
それなのに頭の中の情報がただ騒がしい。
すすきの歓楽街の騒がしさに負けず劣らずの迷惑ぶりだ。
昨日は頭のぐるぐる回転し続ける渦に飲まれて寝落ちしたようであった。



最近はもう、
別にいいものが書けるという保証もどこにも求めず、
ただ書くのを基本としている。

書くことに勝手気ままな使命感を感じている。
どうせ一人で生きるのならば
これくらい勝手に動いたって構わない。

むしろ勝手に動かなければ、今の自分が廃る。
これ以上誰にどうやって気を使えと言うのだろうか。
どこのどいつの空気を読んでやれば納得するのか。

アホらしい限りである。
子どもの頃から空気ばかり
読んで育ってきたツケが未だに拭いきれていない。

馬鹿馬鹿しい強迫観念が強く根付いている。
だから好きなことをしたくても、
やるべきこととか丸く収まることばかりに手を伸ばす。
本当はしたいことがちゃんとあるはずなのに。


今この瞬間だって自分は選択をしている。
1秒1秒に選択の余地はある。
人生は小刻みに考えれば、
ただ選択が連なっているだけのものだ。

どこに自分の思想を挟み込むか。
どこで自分を忘れてしまうか。
全ては自由に見える。

少なくとも価値観や思想、
個性はその個人にしか持ち得ない。
価値観や思想、
個性をぶつけあってコミュニケーションが生まれる。
そこで花が咲く。
エネルギーが生まれる。
笑い合ったり抱き合ったり、
喧嘩したり気まずくなったりもする。


あちこちで花が咲きほこるのをただ見ている。
しかし自分は人と調和するのを諦めたわけではない。
今の自分を端から見ればそんな奴に見えるかもしれない。
けれどいつかは自分だって
色んな人たちとうまくやっていけると信じている。
少なくとも今のところは。

今は一人で頑張りたいから、
一人でいるのに過ぎない。
一人でどんどんと考えの渦に潜り込んで、
頭の中がぐるぐるして
わけわかんないことをnoteに書くようになっても、
一応はまともに人生を歩みたいのだ。

躊躇していたらそれこそ後悔する。
たとえ意味のわからないものだと
誰にも相手にされなくても、
とりあえず納得のいくまで続けてやるのだ。

自分のためのnoteだ。
誰かのためになろうともならなくても、
現段階では自分のためだ。


読み手意識が極端に低いこの毎日note更新。
もしかしたら毎日更新系のもので
トップレベルに意識が低い可能性もある。

それくらい自分はまともなものを書けている気がしない。
なんせ頭の中がぐるぐるしているままで書いているのだから。
冷静でありながら異常なほどに前のめりになり、
作業をする。書いていながら、こう思う。
世の中の人たちはどうやって社会に認めてもらえているのかと。

みんな社会に認めてもらうためにあれこれと仕事をしている。
社会から認知されないことは、死を意味する。
つながりのない世界は孤立して、
それこそ発狂してしまうのも時間の問題だ。
だからわざわざ孤独の道に進む奴は自殺行為をしているようなものだ。
自分は札幌に引っ越したことによって
自滅をしたいのかというとそう言うわけではないが、
まるで孤独を望むように、一人でこれを書いている。


望んでいるわけではない。
しかしこの孤独の形でしか見えることのない光があるから、
それを道標にしているにすぎない。

道を進むためならばどこまででも孤独になってやろう。
寂しくて居た堪れなくなっても、
そのまま発狂して走り続けてやろう。
孤独を解消したいと思う気持ちが寂しいのだ。

ガタガタ騒ぐんじゃねえ。
ここまで頭の中で情報が暴れ回っているのだ。
人と会ったってまともなこと一つも言える気がしねえよ。
明日もまた一人で休日を味わってやるつもりだ。
また札幌情報館に行こうかな。
それで何かいい本にでも出会えたら、もう明日はいい日に違いないのだ。

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