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米国在住スポーツマーケターが3年間で行った3つの米国ゴルフ観戦

松山英樹選手がアジア人初の偉業!2021年オーガスタで行われたマスターズを制覇!!それに伴い始まった、noteの #ゴルフを語ろう お題企画に参加してみることにした。

日本で自社の冠ツアーなどを観てきたスポーツマーケターの私が、アメリカ・ニュージャージー州に引越して以来、3年連続3度の米国ゴルフ観戦・視察機会があったので、スポーツマーケター視点で観戦メモを共有します。

2017年 プレジデンツカップ 

初めての米国ゴルフツアー観戦は2017年、2年に一度(アメリカ大陸では4年ぶりに)開催されるプレジデンツカップでした。幸運なことに4年ぶりの米国開催が、私の住むニュージャージー州のリバティー ナショナル ゴルフクラブ(Liberty National Golf Club)

リバティー ナショナル ゴルフクラブは、その名の通り、14番ホールから自由の女神(Statue of Liberty)がみえます。多くのホールからマンハッタンが見渡せる、一度は行ってみたいゴルフコースとして有名です。

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1番ホールのファーストティーでは、米国チームと国際チームの応援合戦が印象的でした。先日の世界フィギュア国別対抗戦のようなお祭り要素も大きいイベントで、日本のゴルフツアーでは感じられない感覚でした!

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各種関係者向けに合計8つホスピタリティラウンジ。テニス全米オープンもそうですが、B2C、B2B共にホスピタリティをビジネスに有効活用している印象があります。

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また、サイト上でもホスピタリティと言うページがあり、ウェブサイトでもしっかり販売もしていました。
https://www.presidentscup.com/hospitality.html

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そして、プレジデンツカップの名のとおり、当時のトランプ大統領がヘリコプターで登場。時間差で何度もヘリコプターが飛んできたので、どのヘリコプターに大統領が乗っているのか?という話で盛り上がりました!

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マンハッタンでは、ワールドトレードセンターに隣接するショッピングモールにライブサイトを設置し、ファン作りのための体験型イベントを実施。電車の乗換ハブ駅と言う事もあり、賑わっていました。

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2018年 ノーザントラスト – FedEx Cup PLAYOFFS

初めてのPGAツアーは11月開催のノーザントラストでした。コースはニュージャージー州パラマスにあるリッジウッド カントリークラブ(The Ridgewood Country Club)

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ゴルフの活用は、ホスピタリティが最重要ではないか?と思うほど、PGAツアーでは多くのホスピタリティクラブ・ラウンジがありました。

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他の企業がギャラリープラザにスポンサーショウケースを持つ中、マスターカードとBMWの2社が独自ショウケースを展開。

マスターカードを持っている一般客は全員入れるホスピクラブ。新感覚打ちっぱなし場のトップゴルフと連動し、CRUSHという“打ちっぱなし”ゲームを体験。

BMWのショウケースには、翌年4月と9月に発売する未発表の車両が2台展示。入場者はNDA(機密情報保持契約)をサインをし、カメラや携帯を預けた上で、ショウケース内に入れました。

スポンサーアクティベーションはゴルフ体験がほとんどで、中でもユナイテッド航空はマイレージクラブサービスMileagePlus Golfと連動はゴルフ好きにはたまらない!

全般的には、CMも含めて、医療関連団体のゴルフスポンサーシップ活動が印象的でした。

そして、1番感銘を受けたのが、選手自身による観客へのホスピタリティ。
特に、フィル・ミケルソン選手。打つ時以外はファンとの談笑が止まらない!ファンも打つ手前から黙りはじめ、スウィングの際はいつものゴルフ場の静けさ。そして、また声援に応える常に笑顔のフィル!

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キッズがグリーンで旗竿を戻すプログラムでも、笑顔で写真撮影に応え、手袋をプレゼント。一気にフィルのファンになりました!

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2019年 ノーザントラスト – FedEx Cup PLAYOFFS

3度目の米国ゴルフ観戦は、2度目のノーザントラストで、2度目のリバティー ナショナル ゴルフクラブ(Liberty National Golf Club)

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観戦者の休憩するギャラリープラザが4か所設置 トイレは非常に綺麗でクーラー完備にアップグレードで驚き!

前回とは違った視点でみようと思い、エントランスの場所を確認。エントランスは4か所もありました。①メイン(近くの駅からシャトルバス)、②Uber、③フェリー(NYから)、④VIPフェリー(選手、VIP客用?)

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プレジデンツカップでは大統領登場の混雑で近くまで寄れなかったクラブハウス

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ホスピタリティテント、18番はVIPとスポンサー用途に2ヵ所以上?と一般、17番はスポンサー、14番は一般販売、その他、多数のホスピタリティテントありました。

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ギャラリープラザは2つ、15番ホール近くにあるギャラリープラザには、Shake ShackやLuke’s Lobsterなどの有名ファーストフード店の出店が特徴

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17番にあるギャラリープラザはMastercard Club(マスターカードを持っている一般客全員が入れるホスピクラブ・飲み物は有料)がありました。

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スポンサーアクティベーションは、やはりゴルフ体験がほとんどでした。UnitedやGEICOは昨年と同じ内容。

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ユナイテッド航空はスイング分析:ゴルフスイングを撮影、翌日にメールで、レッスンプロのアドバイス映像が届く。

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BONOBOSは新規で出展で、ゴルフのファン層にミレニアル世代が増えているのを表しているように感じました。

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忘れてはならないゴルフコースの写真。

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そして、われらの松山英樹選手!

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また、ニューヨーク・フェリー乗り場にあるショッピングセンター内のSaks Fifty Avenue Men’s Storeでクロス・アクティベーション。VRゴルフ体験・ライブビューイング・カクテルサービスと、マイレージ会員にはカスタム刺繍入りタオルを贈呈していました。

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以上、次世代のスポーツマーケターに向けての米国ゴルフ観戦メモでした。2020年はスポーツ観戦できなかったので、今年はスポーツ観戦出来るといいな!

スポーツが大好きな次世代のために

#ゴルフを語ろう


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