僕の初の単著が、本日(12/15)発売となりました(全国の書店にも並んでいます)。
タイトルは『教育改革を「改革」する』。
noteで書いてきた内容も一部含まれますが、大半は新しく書き下ろしたものです。巻末には、軽井沢風越学園校長の岩瀬直樹さんとの対談を収録。
推薦コメントは、日本を代表する研究者かつ学校の支援者である、3人の先生からいただきました。
以下、本書の「はじめに」と「目次」をそのまま抜粋します。
この本のゴールは、単に「僕の考えを知っていただくこと」ではありません。そうではなく、教育を内側から、現場から変えていく旅の「仲間」になっていただくことです。本の中には、お一人おひとりが「僕の/私の教育改革」を描いていただくための「書内ワークショップ」も盛り込みました。最後に僕の連絡先も書いていますので、感想やご依頼など、いつでもご連絡いただいて大丈夫です。
20年にわたり公教育の「中」で改革を進めてきたからこそ、見えるものがあります。また、世界には教育改革「失敗」の歴史が山積しています。それらを踏まえ、学校現場の「リアル」を無視・軽視した改革論に警鐘を鳴らしながら、改革の必要性と進むべき方向性を整理した、そんな日本の教育改革を「次のステージ」に上げるための書です。
とはいえ、「教育改革者」のため(だけ)に、この本は書かれたわけではありません。この本が目指すのは、学校の先生をエンパワーし、一人ひとりが「僕の/私の教育改革」を描いていただくこと。そして、その実現、さらにはその先にある「社会変革」に向けて、社会総がかりで力を合わせていくことです。
学校の先生はもちろん、教育に関心を持つすべての方々に読んでいただきたい。改革を進めたい人、改革に疑問を感じる人、どちらにも、感じていただけるものがあるはずです。
ともに進み続けましょう。