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4歳エルサの素朴な疑問「なんでパパは仕事するの?」

素朴な疑問

小さな子供の素朴な疑問をふと投げかけられると
答えに困ることありませんか?
この前、こんな質問されました。
4歳のエルサと2歳のアナと遊んでいる時に、
エルサがふと、
「パパはなんで仕事してるの?」
と聞いてきたのです。
あまりにも純真で素朴な質問過ぎて、
あれ?なんでだっけ?なんで仕事してんだ?
と思いを巡らせました。
一瞬
「家族を養っていくため」とか
「食べていくため」というありきたりな答えが
思い浮かんだのですが、
ダメダメそんな詰まらない答えじゃ!と思い、
「パパの夢を、追いかけるため」
とこの仕事を始めた初心の気持ちで
答えました。
その答えが良いのか、悪いのかは分かりませんが・・・。

その後、さらにエルサは追い打ちをかけるように、
「夢ってなに?」
と夢の概念がわからない子供ならではの
純真で素朴な大人を困らせる質問です。
「夢って言うのは、
えーと。将来なりたいものになったり・・・、
えーと、やりたい事をすることだよ」
と答えました。伝わったかな。間違ってないかな、
と顔色を伺っていると、
「へーっ。」
と、理解したようなしていないような気のない無い返事。
会話はそこで途切れましたが、
その後も、夢ってなんだ?自分の夢ってなんだっけ?
と自問自答しながら考えました。
人間というのは、決断しては迷い、迷っては決断する。
覚えているようで忘れていくし、忘れていくようで覚えていたり。
押し寄せる波のように気持ちや思考というものは変化していきますよね。
日常生活や仕事、子育てに追われているパパさんやママさん、
昔の希望や夢を忘れてしまっていることはないでしょうか。
毎日、毎日、以前、思い描いた夢や希望の実現のために
今日も頑張ろうと思っている人がどれだけいるでしょうか。

思い起こせば、僕がこの仕事を始めたのは、
劇映画の映画監督になるっていう夢があったからです。
その夢を追いかけて、映像制作会社に入って、
映像ディレクターになって、
ドキュメンタリーやテレビ番組、
CMやプロモーションなど
様々なジャンルの作品を400本以上作ってきて、
それこそ劇映画はつくったことはありませんが、
ほぼほぼなりたい自分になれている自分。
満足、片足突っ込んでいる自分。
もしエルサがあのとき続けて、パパの夢ってなあに?
と聞いてきたら、
なんて答えるのだろうか?
「劇映画をつくる映画監督なることだよ」と答えただろうか?
いや、違うかな、きっとこう答えただろうと思います。
「エルサとアナが、ちゃんと大人なって素敵な女性になるのを見届けること」
この夢が実現するのにあと20年くらいはかかるでしょう。
こっち夢の方が劇映画をつくるより、
絶対オモシロいに決まってるからね。

みなさんなら、どう答えますか?

最後まで、ありがとうございました。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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