ブラッシュアップライフ、確かに伏線の回収の仕方も素晴らしかったし、その伏線すらあくまでドラマのほんの一部で、バカリズムらしい何気ないトークやハッピーエンドな結末もよかったのだけど、それ以上に平成以降の楽曲をたくさん取り上げたのも良かったなと音楽好きとしては思います。そんなわけで、めちゃくちゃブラッシュアップライフ×音楽の記事作ってます。

　
　本編やアナザーストーリーで、名前が出てきながら、曲が流れることはなかった曲もありました。スルーしていた方もいらっしゃると思いますが、今日は北熊谷の方々の様々な選曲を覗いてみたいと思います。

1.高校生麻美の「新規プレイリスト」

　高校生になった麻美はその2周目と3週目でi-pod miniを聴いているシーンがあります。

　麻美は2周目と3周目に（映っている位置が微妙に異なっているので、完全一致かは不明ですが）順番も含め同一のものと思われるプレイリストを作っています。その中から2周目では「GLAMOROUS SKY」（中島美嘉）、3周目では「ハナミズキ」を聴いています。三十年以上開いてるにも関わらず、同じ並びのプレイリストを作るなんて記憶力がすごいか、順番含め相当気に入っていたプレイリストだったのか。

2.ぺーたんが研究したJ-POP

　ぺーたんとは、麻美たちの小中学校での同級生で島崎加奈子のあだ名です。彼女はまりりんのクエスト（麻美のいう定期ミッション）に組み込まれていたり、麻美と一緒にゲームボーイアドバンスソフトの『逆転裁判2』を一緒にやろうとしていたり、名前も何度も登場し、画面にもそれなりに映りながらも、本編ではあまり印象的に登場はしません。一方で、hulu限定コンテンツのぺーたん主役のエピソードがあります。

　そこで、実はぺーたんは福ちゃんを狙ってることが明かされます。福ちゃんが音楽を始めようとすることを知り、90年代と00年代のJ-POPを勉強しており、ノートにびっしり書き込まれています。（画面に歌ってなかった部分にも書き込まれていると思われるので、ノート全文見せてくれないかなぁ）

https://open.spotify.com/playlist/6FJZtC5ivVm32BPJFIXJUT?si=e195accab4b14457

3.成人式カラオケで選曲されていた曲

　本編では、福ちゃん「イケナイ太陽」（ORANGE RANGE）と「僕が一番欲しかったもの」（槇原敬之）、加藤「粉雪」（レミオロメン）、ごんちゃん「Story」（AI）が出てきますが、アナザーストーリーのぺーたんのエピソードでは、カラオケの予約を確認する場面があります。

https://open.spotify.com/playlist/1CrMZ2GxQHK6VBuW3Ybsko?si=e33b29b191ce46c4

　福ちゃんが歌った「僕が一番欲しかったもの」（槇原敬之）の前後の選曲たちが判明しましたね。マッキーを歌う時に、カラオケを止めて、音楽の道に進むのを止めようとしていた麻美。その後の曲がアップテンポの盛り上げ曲「じょいふる」（いきものがかり）であることを考えると余計その場で止めなくて良かったですね。

#ブラッシュアップライフ #JPOP