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BUBKA 短期集中連載 DIVE INTO EBICHU MUSIC インタビューを受けたソングライター(随時加筆予定)

 月刊のアイドルを主に取り上げている雑誌・BUBKAで、エビ中の楽曲提供者をインタビューする連載が!面白そうなので、電子書籍で毎月購入しています。内容に関しては、ネタバレするのはよろしくないので、読んでもらえる程度に感想と、インタビューされた方とエビ中に関するプレイリストを作成してまとめてみました。


#1ヒャダイン(2021年11月号)

 ヒャダイン名義で、歌手やタレント活動も行いながら、前山田健一名義で、ももいろクローバーZ「行くぜ!怪盗少女」はじめ、でんぱ組.incやジャニーズ、DISH//、超特急の様なアイドル作品、ゆずや椎名林檎の楽曲、アニソン、ゲーム音楽等も手掛けています。

 エビ中、初のオリジナル楽曲「えびぞりダイアモンド!!」を手掛けて以降、現在に至るまで、定期的に楽曲提供を行っています。大人の悪ノリから生まれた「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」、これまたコミカルなホラー「オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~」とインディーズ期に多数の楽曲を手掛けたいます。

 メジャーデビュー後も、1stシングル収録の「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」、2ndシングル表題曲でアニメテーマ曲の「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」、3rdシングル表題曲で、後に年号が平成から令和に変わる際に、令和の由来がリンクすると話題になった「」と、ヒャダインは重要な役割を果たしています。

 エビ中が初めてミュージックステーションに出演して話題となった「金八DANCE MUSIC」も彼が手掛けています。

 インタビューでは、多数の楽曲の制作時の話や、10年以上に渡ってメンバーの成長を見てきたからこそできる視点でエビ中の話をしています。


#2 児玉雨子(2021年12月号)

 作詞家や作家として、活動する児玉雨子。ハロープロジェクトを中心に多くの楽曲を手掛けています。

 エビ中へは、「オメカシ・フィーバー」はじめ、「23回目のサマーナイト」、「イヤフォン・ライオット」と、近年の楽曲を手掛けています。

 提供楽曲がどういう依頼を受けたかという話や、児玉雨子をどうエビ中をとらえているかという話が興味深いです。


#3 MIZUE×すみだしんや(2021年12月号)

 MIZUEとすみだしんやはそれぞれ、また、2人共作で楽曲を手掛けており、MIZUEはV6も手掛けており、すみだしんやは、AKB48「フライングゲット」、乃木坂46の「インフルエンサー」の作曲も手掛けています。

 MIZUE、すみだしんやの共作では、ももいろクローバーZの「きみゆき」があります。エビ中へも初期の楽曲を手掛けています。

 二人が、初期のエビ中にどういうイメージを抱いて楽曲を制作したかという話をしています。

 12月号は、ここ2年の楽曲を手掛けた作家と、初期の楽曲を手掛けた作家がインタビューに答えており、この対比がエビ中の初期と現在の違いを示しているように思えます。


#4 石崎ひゅーい(2021年1月号)

 石崎ひゅーいは、シンガーソングライターとして、「夜間飛行」や「花瓶の花」等の楽曲を持ち、菅田将暉「さよならエレジー」、「」、「ラストシーン」等楽曲提供を行っており、最近ではナインティナインの矢部浩之への提供曲「スタンドバイミー」も話題となりました。

 エビ中へは、安本彩花が石崎の楽曲が好きだったこともあり、安本のフィーチャー曲「ジャンプ」を提供しました。後に、石崎とともにTHE FIRST TAKEで披露し、石崎もセルフカバーしました。

 「ジャンプ」を制作した際に、エビ中にどう思って曲を使ったかや、THE FIRST TAKEでの共演話もしています。


#5 杉山勝彦(2022年1月号)

 杉山勝彦は、フォークデュオUSAGI(後に改名しTANEBIに)として活動するほか、家入レオ「ずっと、ふたりで」、倖田來未「好きで、好きで、好きで。」、乃木坂46「君の名は希望」等、様々なシンガーやアイドルの楽曲を手掛けています。

 作曲のみを手掛けている曲も多いですが、エビ中へは「仮契約のシンデレラ」、ドラマ主題歌だった「禁断のカルマ」、「まっすぐ」など、時代も反映したいい歌詞を書く作詞家だと思います。

 手掛けた楽曲の制作に関しての貴重な話を読むことができます。


#6 池田貴史(2022年2月号)

 ハナレグミや竹内朋康らが所属したSUPER BUTTER DOGや、中村一義を中心とした100sを経て、現在では日本史をテーマにユニークな楽曲を歌うレキシとして活動するシンガーソングライター・キーボーディスト。

 現在では、アイドルへの楽曲提供も多い池ちゃんですが、エビ中がアイドルへの初の提供でした。テレビ番組での共演をきっかけに提供した「頑張ってる途中」と「U.B.U」には、コーラスとMVにも池ちゃんが出演しており、「なないろ」は、池ちゃんの想いもこめられたエビ中にとって大切な曲となり、THE FIRST TAKEでも披露されました。

  以上のプレイリストに収録された3曲と、音源化されていない松野莉奈と柏木ひなたが歌唱した「盆栽ガール」を含めた4曲について話をしており、また、とあるメンバーの歌唱に触れていました。レキシ作品へのエビ中の参加も楽しみです!


#7 野村陽一郎(2022年2月号)

 シンガーソングライター、作曲編曲家、ギタリストとして活動するの野村陽一郎。

 エビ中へは、6人体制初の楽曲「」、椎名林檎トリビュートで話題となったカバー「自由へ道連れ」、吉澤嘉代子提供「曇天」、9人体制初の楽曲「イヤフォン・ライオット」と6人時代から9人時代までの注目曲のアレンジを担当してきました。

 編曲家という立場で、エビ中やその楽曲についてどう捉えてるかという話は興味深く、また、椎名林檎トリビュートでのカバー「自由へ道連れ」カバーの編曲にあたっての、エビ中や椎名林檎へのアプローチも面白かったです。


#8 たむらぱん(田村歩美)(2022年3月号)

 たむらぱんはシンガーソングライターとして活動するほか、豊崎愛生、剛力彩芽、中川翔子、松平健の「マツケンサンバ4 〜情熱のサルサ〜」の作詞作曲をそれぞれ別の方と共同で行っています。

 エビ中へも、初期から現在に渡るまで多くの楽曲を提供しています。共演も何度かあり、2020年にはエビ中の大学芸会3daysすべてにゲスト出演しました。

 メジャーデビュー期から、長くエビ中に楽曲提供を行っており、彼女の楽曲提供作品には、たむらぱんとエビ中それぞれの歴史も感じます。


#9 CMJK(2022年3月号)

 電気グルーヴとしてデビュー後、Cutemenなどのユニットでも活動しつつ、様々な方へ楽曲提供はアレンジプロデュースやリミックスも手掛けています。

 エビ中へは、「参枚目のタフガキ」の編曲、リリースしたベスト盤に付属する全曲のメガミックスから始まり、「藍色のMonday」の提供や、TBSラジオの番組「After 6 Junction」へのエビ中出演時のリミックスやライブリミックス等も担当しています。

 作詞作曲編曲すべてを担当した唯一のエビ中への提供作品「藍色のMonday」に関する話を多くしているので、是非とも読んでほしいです。


#10 高橋久美子(2022年4月号)

 チャットモンチーのドラマーとして活動後、現在は作詞家等言葉を扱う活動をしている高橋。エビ中へは2曲提供しています。

 2021年新メンバーが加入して以後に再録した「朝顔 -2021 ver.」には新メンバーの朗読が新たに追加され、その朗読の歌詞も担当しています。更には2022年3月発売アルバム『私立恵比寿中学』に収録の「きゅるん」の作詞も担当しています。

 2021年に開催されたエビ中のライブ『ちゅうおん』にて、提供した2曲の他、チャットモンチーの「シャングリラ」(高橋の作詞)を小久保柚乃がカバーしており、それについての話や、「朝顔」や「青い青い星の名前」の制作についての話も興味深いです。


#11 IMAKISASA(2022年4月号)

 作詞作曲家として、『刀剣乱舞』やアニメ主題歌も手掛け、アイドルも手掛けているIMAKISASA。エビ中へは、ファン人気も高くキャッチーな楽曲を手掛けています。

 IMAKISASAは、楽曲提供する前のエビ中のメジャーデビュー時からエビ中に興味があったそうです。

 提供した各曲がどういうイメージで制作されたのかについての話をしています。


#12 後藤まりこ(2022年5月号)

 2022年1月開催の真山りか生誕祭でも一曲目で披露された「キラキラネスキラネス」や2018年6人体制最初のライブ「ebichu pride」で初披露された「響」の作詞を担当している後藤まりこ。後藤はミドリでのバンド活動を経て、その後はソロで活動しています。

 詳細は購入して読んでいただけらと思いますが、楽曲制作に関して意外な背景があるように感じました。ただ、それゆえ出来上がった楽曲が、その時のエビ中を的確に捉えた楽曲に仕上がったことは素晴らしいなと思います。


#13 SUSHIBOYS(2022年5月号)

 埼玉県越生町出身の2MCグループで、エビ中への提供時は、3人グループでした。「熟女になっても」ではFeat.でラップを担当しています。また。同曲のMVの監督・撮影・編集も行っています。2019年にはエビ中主催のMUSiCフェスにも出演しました。

 後に、MAGiC BOYZやlyrical Schoolへ提供や共演もする彼らですが、エビ中提供時のアイドルの印象から楽曲制作の彼らの考え方を知ることができます。


#14 TAKUYA(2022年6月号)

 元JUDY AND MARYのギタリストで、SMAPなどへの楽曲提供でも知られるTAKUYA。エビ中の所属するスターダストプラネットとも深く関わっており、ももクロのライブサポートや、ばってん少女隊やガチンコ3へも楽曲提供を行っております。

 歯痛的と排他的を引っ掛け、中山莉子の「惚れた!」等が魅力的な「ハイタテキ!」。ジブリ作品で知られる「紅の豚」と引っ掛けながら、当時のエビ中に向けた歌詞となった「紅の詩」と、ダブルミーニングが秀逸な作品を提供していますが、ジュリマリ時代との違いも含めて、2曲の制作背景は非常に興味深いです。エビ中のメジャーデビュー10周年の記念日には新曲「青春ゾンビィィズ」を提供しました。


#15 はっとり(マカロニえんぴつ)(2022年6月号)

 レコード大賞新人賞や、サブスク再生回数等、世間的にも注目されるバンドとなったマカロニえんぴつ。そのギターボーカル・はっとり。最近ではDISH//への楽曲提供や共作も行っております。

 「愛のレンタル」が、エビ中への提供曲であり、マカロニえんぴつはセルフカバーであることを認識されていない印象もありますが、このインタビューを読めば、「愛のレンタル」がエビ中への提供曲であるということが分かると思います。マカロニえんぴつのファン・マカロッカーにも読んでほしい!


#16 吉澤嘉代子(2022年7月号)

 吉澤嘉代子は埼玉県川口市出身のシンガーソングライターで、彼女の歌詞の視点や世界観は関ジャムでも注目されています。3曲の楽曲提供と、エビ中が吉澤作品へ参加するなど、相互のイベントにさんかしています。2019年のエビ中主催フェス・MUSiCフェスや、2020年の大学芸会でもエビ中と共演しました。

 3曲それぞれの制作エピソードの中で、エビ中と吉澤の関りが深くなっていくことも伝わってきます。


#17 尾形回帰(2022年7月号) 

 エビ中とは出演したバラエティ番組『エビ中++』にてエビ中、流れ星とともに出演したのがHEREとして活動する尾形回帰。インビシブルマンズデスベッドを経て、ハイテンションロックバンドHEREとして活動しています。

 番組共演をきっかけに、楽曲提供も実現し、エビ中のライブへもバンドメンバーと一緒に訪れることも多い彼。また楽曲提供や音楽面での共演もみてみたいですね。


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