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2024年J1第7節FC東京vs鹿島アントラーズ@国立競技場

4月7日は第7節FC東京戦が国立競技場で行われました。

結果は0−2で敗戦です。

52,772人の大観衆が見届けた一戦で勝つことはできませんでした。

まずは東京戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。


GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF2  安西 幸輝
MF13 知念 慶
MF25 佐野 海舟
MF14 樋口 雄太
MF33 仲間 隼斗
FW7 アレクサンダル チャヴリッチ
FW40 鈴木 優磨

フォーメーションは変わりません。

4試合ぶりに樋口、仲間をスタメン起用しメンバーを入れ替えてきます。

交代
後半16分
仲間 隼斗→藤井 智也
仲間は走行距離が長くスプリント回数も多かったです。
ただ守備陣を脅かす場面はほとんどありませんでした。
藤井は停滞する攻撃陣の中で唯一特徴を出します。
左サイドで推進力を発揮し希望となりました。

後半35分
知念 慶→土居 聖真
知念は守備では力を発揮しています。
しかし中盤では効果的な攻撃のスイッチを入れることができません。
この辺りがボランチとしての課題でしょう。
もっとアグレッシブなプレーが見たいです。

後半35分
樋口 雄太→松村 優太
樋口はトップ下で起用されます。
安定感はありましたがチャンスを演出することはできません。
FKを譲る場面もあり消化不良でした。
松村はスピードを武器に爪痕を残してほしかったです。

後半35分
アレクサンダル チャヴリッチ→ラドミル ミロサヴリェヴィッチ
右サイドで起用のチャヴリッチは力強いドリブルを見せます。
ただカットインがある左サイドの方が相性は良さそうです。
ミロサヴリェヴィッチは登録完了後すぐにJリーグデビューをします。
展開力を見せこれからに期待です。

後半40分
佐野 海舟→ギリェルメ パレジ
佐野と知念のダブルボランチでは守備は安定します。
しかしどうしても重心が後ろになっています。
ここは何とか改善したいところです。
パレジは監督の信頼を掴んでいそうですが出場時間が伸びてきません。

ハイライトは以下の通りです。

前半28分
鹿島が右サイドから攻撃を組み立てていきます。
そして中央の樋口から優磨に縦パスが入ります。
優磨が丁寧に落としたボールを樋口が左足でシュートも相手DFにブロックされました。
いい形で連動したボール回しを見せます。

後半10分(0-1)
エンリケ トレヴィザンが左サイドに展開します。
バングーナガンデ 佳史扶はワンタッチで松木玖生に渡すと松木はアーリークロスを選択しました。
このボールに仲川輝人が勢いよく早川の前に飛び込んできます。
タイミングよく頭で合わせられネットを揺らされました。

後半22分
松木が体の強さを活かし左サイドに展開します。
そして遠藤渓太が縦への突破からクロスを上げます。
仲川が関川ともつれながら合わせるもクロスバーを叩きゴールとはなりません。
九死に一生を得ました。

後半52分(0-2)
ミロサヴリェヴィッチの中途半端なクリアを原川力に拾われます。
原川は松木とのワンツーからゴール前に入っていくとペナルティエリア左から左足を振り抜きます。
ニアサイドの上のここしかないコースに決められました。


両チームゴール前での決定機が少ない試合でした。

これで2試合連続の完封負けです。

なかなか攻撃の形が作れず決定機が少ない試合となりました。

直近3試合ではジュビロ磐田戦のPKによる1得点のみです。

深刻な得点力不足に陥っています。

連敗で8位まで順位を落としてしまいました。

ここでズルズルと勝ち点を落とさないことが大事です。

リーグ戦は京都サンガF.C.、サガン鳥栖と下位クラブとの対戦が続きます。

その間にはルヴァンカップ2回戦でヴァンラーレ八戸との試合があります。

攻撃の形を再構築するには今しかありません。

ミドルシュートやロングボールなど今季の鹿島にはない姿を見たいです。

2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
仲間 隼斗 2点
アレクサンダル チャヴリッチ 2点
鈴木 優磨 2点
植田 直通 1点

<アシスト>
植田 直通 2点
安西 幸輝 1点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
名古 新太郎 1点

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