国は高齢者をボケさせたいのか?
まず、言いたいことを。
「歩くことの大切さ」
「足腰が弱くなるまでは、上りはエスカレーターを使わず、階段を上ること」
「高齢者は出来るだけ階段を下りないようにすること」
このことを国はもっと周知すべきだ!
テレビやラジオの公共広告で、毎日朝昼晩周知するべきだと思う。
「少子高齢化が問題だ」と言ってるくせに、こういう基礎知識を周知しない意味がわからない。
こういう基礎知識を周知することだけでも、高齢者の医療費はかなり削減できるはずだ。
なのにやらない。
老人介護では、痴呆症かどうかで、大きく負担が違う。
鉄道の駅を使う時いつも思うのだけど、高齢者の中には、上りはエスカレータを使い、下りは階段を使うという人が少なからずいる。
高齢者は上りは階段を使った方がいい。
一方で、高齢者は下りは階段を絶対使っちゃいけない。
上りは階段を使った方がボケ防止になる。
でも下りに階段を使うと、膝や腰を痛める。
40過ぎの時、数年間膝が痛い時があった。
その時、階段を下りたときの膝への負担を実感した。
医者の中には、「高齢者でも『ただ歩く』だけでは意味がない」とか言う奴がいるが、そんなことはない!
真下の部屋の老人が、一年前に孤独死した。
その老人は電動カー無しでは外出できず、電動カーの乗り降りにも10分ほどかかるほど、足腰が悪かった。
私はこの老人男性は80歳近いと思ってたけど、亡くなった時の年齢は66歳だった。
本当に驚いた。
60代にはまったく見えなかった。
「歩けない」ということは、ここまで老化を早めるのか!と。
その前に真下の部屋に住んでた老人男性も、足腰が弱かったが、松葉杖を使えば歩くことができた。
ただ、ほとんど外出しなかった。
ある日、朝の6時に管理会社である不動産屋からの電話で起こされた。
「下の部屋の住人から、『上から水漏れがする』と電話があったから、下の部屋に行ってくれ」と。
東日本大地震以降、アパートが少しずつ傾いていっていたので、「ついに水道管を破裂させるほどに傾いたのか」と思って、急いで下の部屋に行った。
だけど、水漏れはまったくなかった。
その60代に見える老人男性の見た幻覚だった。
「電気ポットの上に水が溜まってる」と言い、一緒に住んでる女性が電気ポットの近くまで行って「水漏れしてない」と言うと、「そばに行ったから、消えたんだ」と怒った。
10分後不動産屋が来て自分の部屋に戻ることができた。
軽い痴呆症ということだった。
滅多に歩かないことで、痴呆症になったのだろう。
「歩く」ことの大切さ、もっと強調しようよ!
足腰を痛めると、外出するのが億劫になるから、
歩く機会が減り、その結果、
痴呆症になったり、
さらに足腰が弱くなったりする。
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