大阪維新の会や日本維新の会の「維新」は、平成維新の会の「維新」だって、みんな知ってるよね?

とくに知る人ぞ知るという話じゃない。
橋下氏がテレビ番組で公言したことだ。

橋下氏は大阪維新の会を立ち上げる際、大前研一氏に電話して、「『維新』を会派の名前に使う」ことを許可してもらったそうだ。

本来「維新」って言葉使うのに誰の許可もいらない。当たり前のことだ。

平成維新の会は、大前研一氏がUSAのエージェントとして、日本をネオリベラリズムの国にするために立ち上げた政治団体だ。

つまり大前研一氏に「維新」という言葉を会派の名前に使う許可をもらったということは、大阪維新の会を立ち上げる1番の目的は「ネオリベラリズムを大阪府に浸透させる」ことに他ならない。

日本でネオリベラリズムを信奉する人たちの主張は、主に「自己責任」、そして「公助より自助・共助」だ。

右翼は、立憲民主党を「リベラル」として攻撃してるが、実態は保守でネオリベラリズムの政党だ。
長妻昭議員は平成維新の会の立ち上げに関わり事務局長代理だった。
田嶋要議員は、一新塾の出身だ。

平成維新の会の取り組みは事実上失敗に終わった。
大前氏が都知事選に出馬した際、週刊誌等によって、大前氏がUSAのエージェントであることをバラされたからだ。

そこで大前研一氏は、自分たちでネオリベラリズムを信奉する政治家を育てるために、平成維新の会を一新塾という政治塾に変えた。

一新塾が育てた政治家の代表例は、
現千葉県知事の熊谷氏だ。
彼は千葉市長に就任してすぐに「公助より自助・共助を掲げた。
その上で千葉市長を3期務め、今は千葉県知事だ。
千葉県知事選の際、自民党の千葉県連は鈴木大地氏を候補者にしようとしたが、「タレント候補はダメ」という自民党中央からのお達しで、擁立を断念した。
スポーツ庁長官を務めたのに?
東京オリンピックの誘致に成功した1番の立役者は、世界のスポーツ界に積極的に人脈を広げていた鈴木大地氏だ。
「タレント候補」には当たらない。
県知事に相応しい人物だ。
こんな幼稚な言いがかりに、主要マスメディアも同調した。

このことは、自民党と立憲民主党だけでなく、主要マスメディアにも、ネオリベラリズムが根づいていることを明らかにした。

生活保護バッシングに主要マスメディアも同調したことは、そういうことだったんだ。

ネオリベラリズムは、日本の国柄を破壊している。
本来なら、保守派はネオリベラリズムを批判しないといけないのだけど。

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