「コロナ禍」の私 -2020〜2023年 あの頃の「日常」- Kindle出版しました
これは、普通ではない「コロナ禍」を生きた、フツーの人の物語。
たった4年前の記憶が、もう薄れている!
このままでは、あの頃の暮らしの記憶が消えていく…。
そんな大げさな危機感から、私は「『コロナ禍』の私」を振り返る旅に出た。
私の2020〜2023年の思い出を通して、「『コロナ禍』のあなた」の記憶を振り返ってみませんか。
非日常が日常だったあの頃を、一緒に未来へ残すために。
思い立ってから約2ヶ月。
遂に私たかっち、「霜月たか」としての初の著書が完成いたしました。
Kindle本となります。
初手から「紹介文のレイアウトが崩れる」という大失敗をかましたので(スマホだとPCより表示できる行数が少ないのね)、修正の反映をお待ちください。 ※反映済みです
内容はnoteで書いていた「新型コロナ禍の思い出」がベースで、ここからさまざまな支障のありそうなものを取り除いたうえで、1冊としました。
内容はタイトル通り、コロナ禍における自分の思い出話です。
何故そんなものをKindle本にしたのか。目的は2つあります。
1つ目は、薄れゆく「私」の記憶を書き留めること。
2つ目は、「あなたの記憶を残して欲しい」と思っていること。
1つ目の方は、まさにnoteでコロナ禍の思い出話を書いているうち記憶の薄れや誤りがかなり多く起きていることに気がついたからです。特に2020年と2021年は混濁が激しかったです。
話を端折った部分(文字数20000越えしましたからね…)には、感染防止のため飲食店の休業が幾度となく起きていた件もありました。これなんて結局2年くらい続いていたのですが、改めて調べないと思い出せなかったです。
あと、旅行支援あたりの記憶は前後関係がグダグダでした。
ちゃんと調べてみたところ、日本のコロナ禍の本格化が2020年2月だとすると、その後半年の間に打たれた対策の早いこと。特に「アベノマスク」の登場は記憶していたより早く、それにより医療機関のマスクを守れたのは上手かったと思います。(もちろん、あのマスクにはツッコミどころもあるため、本書でもその点に触れています。)
もう一つの目的について。
書籍内でも何度も繰り返しているのですが、「『コロナ禍の私」の話を開陳した最大の目的に
「『コロナ禍』のあなたの話も聞かせて欲しい」
という思いがあります。
最初は自分のためでしかなかったのですが、読み物としてターゲット層を考えていったら、「みんなの苦労したコロナ禍の話が、歴史の闇に葬り去られるのよくないよね…?あっ、これだ」となったわけです。
当初は未来の人がコロナ禍時代(と呼ばれるでしょうね)を調べようとした時に見つかってほしい本、を書こうとしました。(こうの史代先生が「この世界の片隅に」を描くにあたって戦時中の人々の暮らしを徹底的に調べ上げたというエピソードが念頭にありました。)
その要素も含まれてはいますけれど、やり過ぎると歴史書になってしまいますし、究極のところ書きたいのはむしろ歴史書に載らない悲喜こもごもなんだよな、と思い直しました。
もちろん、史実がわからない人に通じなくなりそうな部分には、説明をつけています。本当なら2つの補足(私の思い出話から外れるので、別枠に避難させた)も減らしたかった(ノ∀`)
目次は以下の通りです。
「アレの買占め」でイライラさせられた話や、コロナ禍が長引いて「飽きた」人達が増えたことなど、当時の空気を感じていただけたらと思います。
なお、本文は「だ・である調」です。どうしてかっていうと、インタビュー以外で「です・ます調」で思い出語ることってあまりないですよね。試しに語尾変えてみたのですが、すごい違和感が出たので「だ・である調」で最後まで書ききりました。問題は…なんとなく「偉そう」だなっていう…(笑)。
こんな語りを呼び水として、「あの頃自分はこうだったな」などという話を誰かと話してみていただければ、特にいつか「コロナ禍」を歴史の教科書で初めて知ることになる世代に語り継いでいただけたらと思っています。
(レイアウトを横書きにしたことでタイトルがだいぶ崩れてしまったのは問題あるね…。これは版上げした方がいいですかね。どうして頭がこんな字下げされてるんだろう。)
※2024/05/17時点で解消済みです。旧版でお買上げの方は「コンテンツと端末の管理」から配信削除→再配信でご覧になれるかと思います。
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