こんにちは！
『あなたの治す力、第一主義！』北海道サンタの町のタカダ薬局で
保健師の経験と東洋医学の学びから『ずっと健康に、もっと美しく』を
サポートしている、なっちゃんの保健室こと、髙坂夏子です(*^^)v

当初の予定とは違って、思いがけず続きものとなった
危険日か狙い日か　というお話。
今回は排卵日を知るセルフチェック、福さん式についてです。

福さん式では、自分で腟に指を入れて、おりものの状態だけではなく
子宮口の状態、腟の状態をチェックしていきます。
「えぇぇぇ！！！」と声が聞こえていきそうですが、
妊活中は必死なので、さして抵抗感もなく、それで授かるなら･･･という気持ちだったと思います。
おりものが変化するのは分かるけれど、子宮口や腟の状態って違うの？変化するの？とお思いの方もいるでしょう。
これがほんっとーーーに変化するんです！日々違うんです！！
排卵直前は子宮頚部が入口（腟口）近くまで降りて来ていて、子宮口もふわ～っと柔らかい！子宮口（穴と言うか）自体も緩く開いている感じ。
腟に届けられた精子を受け入れますよ、どうぞ中にお入りくださいって感じです。
それが一変、
排卵後には、子宮頚部がぐっと上（奥と言うか）に上がっていって、
指が届かなくなりそうなところまで･･･子宮口もぐっと硬く閉じて、子宮頚部がコリッとした感じです。
今精子が送り込まれても、もう門は閉じています、お入り頂けません！と言っているかのよう。
で、
月経が近づいてい来るとまた子宮頚部が下（腟口近く）に下りてくるんです。でも、柔らかくはない。

素晴らしい動物としてのメカニズム。神秘のシステムだなって感動でした！
基礎体温を付けているだけ　や、おりものをチェックしているだけ
だと分からなかったことが、
子宮口チェックをすることで見えてきました。
どろ～んと伸びるおりものが出て、今、狙い日だ！と思ったとしても
実は子宮口をチェックすると、もう入口が閉じていることも。
逆に、伸びるおりものがまだそんなに出てきていないけれど、子宮口が柔らかく下りて来ていて、「もう今から精子をお迎えする準備が整っているんだ！」ということも。

第１子妊活中はせっせと毎日セルフチェックしていました。
第２子の時は、そろそろ近いかな～という頃合いを見て、セルフチェック。
第３子の時にはセルフチェックしなくても大体分かるようになっていたけれど、排卵近いかな？という数日だけ一応チェックという感じでした。
だからと言って、
排卵が分かる＝受精する⇒着床する（妊娠成立）ではないんですけどね。
受精も、着床も、これこそわたし達の力ではどうにもできない奇跡の連続。
神の域　ですもんね。
福さん式セルフチェックで分かるのは、排卵のみ。※そして、あくまで目安
妊娠を望む人にとっては狙い日！だし
妊娠を望まない人にとっては危険日だし。
今、実際に妊娠云々という状況ではなくても、
自分自身を知ると言う意味でもセルフチェック（内診）は良いと思います！
自分の体で毎月起きている神秘を体感できる、数少ない機会だと思います(*^^)v

最後に、福さん式の手順と言うか、注意点をいくつか書いておきます。
１． 石鹸で手を洗い清潔に！腟の内部を傷つけないよう、爪も切っておく。
　※ばい菌（感染症）には注意！！
　※使う指は人差し指か中指がやりやすいと思います。わたしは中指派。
２．椅子などに座り、足を軽く広げる。
　※わたしはトイレの便器に座ってやっていました。
３． いざ、腟口から指を挿入。ゆっくり優しくね(*^^)v
４．指を奥に入れていくと、指に当たる”盛り上がっ何か”があるはず。それが、子宮口です。
　※個人差や、いつやるか（排卵前かとか、排卵後かなど）にもよりますが、おおよそ、中指の第２関節くらいで当たるはず。
排卵頃は第１関節くらいで当たる時もあります。
５． 子宮口の状態や指に付着したおりものを確認。
６．最後に手を洗って終了です！
わたしは、毎朝起きた時にやっていましたが、排卵直前は１日に何度もチェックすると言う方もいらっしゃるようですよ！

参考になりましたら幸いです(^^♪

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