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旅の恩恵

僕が旅に出て良かったと思うのは、"生きやすさ"をもたらしてくれたことです。

世界はありがたい程に広いです。
"物理的な広さ"もそうなんですが、"コミュニティ"や"人の価値観"、"文化の多様性"、なんかも含めて、広いということに気がつきました。
今生活しているこの場所だけが世界ではありません。

僕が学生の時にアメリカを旅した時、喉かな自然の中にあるユースホステルに滞在していました。
そこを営んでいる老夫婦がとても優しくて、ゆっくりはっきりした英語で話かけてくれました。

「ナオキは学生なのね。これからお仕事を探すのね。どこも見つからなかったらウチにいらっしゃい。」
その言葉がどんなに僕を楽にしてくれたか。
日本で僕が食い扶持を得られなくても、最終的にはアメリカで働くことができる。
この生きるためのセーフティラインを持てることが"生きやすさ"を生むのです。

今生きているこの場所だけが世界ではない。
僕が生きてて良い場所はきっと何処かにある。
いつでもそう思えることができることは、心に余裕ができます。

もしあなたが人生を諦めそうになったのならば、終了ボタンを押す前に、一度旅に出てほしい。
世界ほきっとあなたを迎えてくれる。

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