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「子どもの問いの育て方」を知りたい人へ

note更新を止めて約1か月。
どのように文章を各ということ向き合おうか、考えているところです。
完全復活するのももう少し…なのですが、
それでも今日お知らせしたいことがあるんです!

旅の魅力を主に発信している私ですが、
中には教育についての記事を興味持って読んでいただいた方がいます。


子どもの発想は面白い「自由の女神って本当に…」

ここで前にも投稿した内容をお一つ。

子どもの発想はホント面白い!というお話し。
これは、僕の友人の体験談です。

友人が家に向かういつもの帰り道での出来事でした。
彼の家は小学校が近くにあり、ちょうど下校時間と重なったその日は、お喋りしながら歩く小学生と、何度もすれ違ったそうです。

何も気に留めることもなく家路についていたのですが、ある男の子がすれ違い様に発した疑問が、あまりにも斬新で、素朴で、それでいて核心だったもんで、友人はすれ違った後つい立ち止まり振返ったそうです。

一緒に下校していたお友達に向かってその男の子はこう言いました。

「自由の女神って、本当に自由なのかな?」

一本取られました!
自由の象徴として扱われているその女神はもうかれこれ100年以上も同じ場所から動くこともできないまま、手を上げ続けるという拷問に近いポーズで耐えています笑
不自由極まりないですね。
こんなにも長い時間動かなかったものだから、体中がカチコチです。


子どもの発想は面白い「ご飯は残さずにと言うけれど…」

同じ友人から昔別のエピソードを聞いたことがあります。
それは、友人が中学生のときの一家団欒食卓の場面での出来事でした。
お母さんが丹精込めて作った夜ご飯を、妹が食べ残したそうです。
それを見たお母さんからお叱りの言葉が妹に向けられました。

「残さず食べなさい!世の中には食べたくても食べられない子ども達だっているのよ!」

確かにそのようなしつけの言葉はよく聞きます。
けれど返し刀の妹の言葉はこりゃまた核心でした。

「その子達もきっと、お腹いっぱいになったら食べないよ」

IPPON!!
お母さんは何も答えられなかったそうです笑

けれど、妹のこの発言は「うまいこと言うな~」だけでは済まされないように思います。
お腹いっぱいになっても尚余る食料が友人の食卓には在った、ということです。
そもそも食べられない子ども達がいるから残さず食べる、というのは理由になっていないような気もします。

消費者庁のサイトではこのような情報が載っていました。

日本では、年間2,550万トンの食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は612万トン。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成30年で年間約390万トン)の1.6倍に相当します。
在るべき所に在るべきモノがない。
そんなことを考えさせられる発言でした。
願わくばその妹が、世界の食糧問題解決に向けた仕組みや技術を開発するなんていうサクセスストーリーが見てみたいものです。

これからの教育

話しは脱線しますが、現在経産省が「未来の教室」というものを掲げています。
「一人ひとりが未来を創る当事者(チェンジメーカー)に育つことが求められる」という考えのもと、「一人ひとりの『ワクワク』」を中心とした学びの体系を提唱していて、実際に実現に向けて着々と進んでいます。
(参考:経済産業省「未来の教室 ~learning innovation~」)

自分が興味関心を持ったことを探究して学んでいく、その過程で教科の学びがついてくる。
例えば「スマホってなんで指でなぞるだけで画面が動くんだろう?」なんて疑問を持って調べていくと、科学の静電気についての学びが身についてくる、といった具合です。
面白いですね。

探究学習×ICTの最前線を聞いてみませんか?

子ども想像力を絶やさないために、疑問や発言にどう向き合うか。
それは親のハイテンションが子どものやる気を育てるのだそうです。
そんなことをとある先生に教えていただきました。

子どもの問いを育てるための手法はこの3つ!

1:その子の持つ情報の少し外の情報を与える。
2:子どもの発信を問いに変換する。
3:小さな問いを大きくする。

その先生とは「世界のトップティーチャー10人」に選ばれた立命館付属小学校の正頭先生です。
先生は今現在も探究学習を実践しています。
ICTを活用した探究学習の話しがメインですが、10月31日(日)14時からオンラインで講話をしてくれます。
セミナー終了後雑談できる時間があるんだとか?!
まだ空きがあるので、教員や保護者、子どもに関わる全ての人で興味がある方は申し込んでみてはいかがでしょうか?
お申し込みは以下のサイトから!


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