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#1327 メタシルよりユニホルダーが好き

昨年、『メタシル(metacil)』という筆記具を手に入れた。その名の通りメタルなペンシルで、白を選んだので見た目はApplePencilそっくり。

金属で出来た芯は削ることが不要。硬さ2H程度の筆記を永遠に(16km)書き続けることが出来、さらに消しゴムで消せる未来の鉛筆。

発売当初はかなりの人気商品でAmazonでは長らく高値で販売されていた。

で、アーリーアダプターこと自分はこの「削らず、書ける」という目新しさに惹かれて、手に入れてはみたものの、あまり長続きはしなかった。

どうも、筆圧強め&濃く書きたい自分には合っていなかった。筆記に疲れるわりに書いた文字が薄いことが主な要因。

1年後、ひょんなことから「芯ホルダー」を手に入れる。製品名は『ユニホルダー』

こちらの筆記具はメタシルと違って芯を削る工程が発生する。それでも頻度は少ないし、特に手間も感じていない。

何よりHBの濃さ(芯の硬さは4Bまで選べたはず)で筆記が出来るのでストレスが少ない。そして机の上でもノートでもどこでも書けるところがよい。

やはり筆圧高めの自分には「未来の鉛筆」より昔ながらの筆記具が合っていたんだな。

多分、ちょっと前の自分なら無理して目新しいメタシルを使い続けていただろう。けれど、面倒くさいことも含めて芯ホルダーに愛着をもてるようになったのは「老い」による変化なのかもしれない。

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