見出し画像

益子と笠間の陶器市のはなし

せめて月に2回くらいは投稿したいと思っているんですが、確定申告のせいにしたり仕事のせいにしたりでなかなかできてません。(頭の中ではこれを書こうあれを書こうとキーボードをパチパチ打っていますが涙)

ゴールデンウィークも終わってしまいました。
ここ数年、私のこの連休は毎年陶器市と決まっています。フリーランスで働いているので基本的には曜日が関係ない生活で、土日や連休はできるだけ人混みを避けて静かに過ごすことが多いですが、陶器市だけはそういうわけにはいかない。連休中に平日があるとはいえ、ゴールデンウィークというくらいなので、基本的にはどの日も混んでいます。
あ、ちなみに益子の話です。実家が近いので陶器市と言えばもっぱら益子です。

益子陶器市

春と秋に開催される益子の陶器市にはもう何年も通っています。コロナで不開催だった数回は、自宅の器が壊れる度に買い足せない寂しさがありましたが、、ここに来てやっと!コロナ前の活気に戻った気がします。人がすごくてそして暑かった。
益子の陶器市は広すぎて、どうしてもお気に入りの会場ばかり回ってしまいがちです。まだ開拓できてない地区もあるので次回は足を伸ばそうと誓いました。動き回る子がいるとなかなか難しい、、というのが本音。

笠間火まつり

で、なんと今回は連休滞在の締めに、未開拓だった笠間の陶器市、通称「陶炎祭(ひまつり)」に参戦してから帰京することにしました。
おそらく子供の頃に家族で来たことはあるんでしょうが覚えていないので、初参戦とします。なんとなく笠間の火まつりも益子のような街ぐるみの陶器市なんだろうと思っていました。が、調べていたら何やら違うようだぞ、、諸々事前調査をし、いざ。

以下、益子の陶器市と大きく違うところ。

会場はテントテントテント 車椅子やベビーカーでも歩きやすいよう簡易的に整備されていました

1.会場に入るには入料が必要
 
益子は街ぐるみ開催で出入口があるわけではないので無料です。
 火まつりは芸術の森公園内の開催で入場口があり現金またはPayPayで500
 円支払います。PayPay専用入口はほぼ並んでいなくてスムーズでした。

2.車を駐車するのがなかなか厄介
 
人気の陶器市はどこも駐車場問題があると思うのですが、笠間も違わず。
 公園内にある臨時も含めたいくつかの駐車場は10時には満車になります。    
 正確にはもっと早いかもしれないです。それに伴い近隣の学校や施設の駐                   
 車場を案内されますが、ただそこがなかなか遠い。歩くと何十分もかかる 
 レベルのところもあったりで、その対策としてシャトルバスが出ていま   
 す。私は家族で参加するのは諦め、会場近くまで車で行き、私だけ降りて 
 入場しました。夫と子は少し離れた公園で遊んで待ってもらうことに。
 実際バスには乗っていないですが、帰りにバス停付近で休憩していたとこ
 ろ、どのバスも30分間隔で運行と書いてありますが、早いと10分くらいで
 回っている路線もありました。

キッズランド

3.焼きものフェス
 
笠間の火まつりの印象はまさに「フェス」です。入場して手首にバンドを
 つけて、並んだテントを順に回る。好きな器でお茶が飲めるブースや、
 地元の子供たちの作品展示、飲食店もたくさん出ています。
 そしてフェス感を感じたのは中央のステージ。ただ何もやっていなかった 
 ので調べたら、3日の夜だけイベントがありそこでバンド演奏があったん 
 だそう。1日だけなんて勿体無い。昼も何かしたらいいのに。

 キッズゾーンは充実していて、ろくろ体験、粘土遊び、絵付け、なぜか瓦
 割り体験コーナーもありました。益子には目立ったキッズゾーンや遊具が
 ある公園がないので(遺跡広場の芝滑りくらい?)子供は暇を持て余しそ
 がち。笠間は芸術の森公園内にも立派な遊具があるので、子連れはこちら
 の方が過ごしやすいのかなあと思ったりしました。
 
 そして有料イベントだけあって、ゴミはどのテントでも引き取ってくれる
 そうです。これはありがたい!

4.地図

益子陶器市のMAP 中心部全域なのでとりあえず小さい字で情報がパンパンに詰まっています
今見たら益子駅までの道は網羅されていなかったので実際はもっと広域です
笠間火まつりのMAP 益子より一回り大きくて字も見やすい

とまあ簡単な比較と感想を、いつも行っている益子より初めて行った笠間の情報をメインに書いてしまいました。初体験の熱のせいです。

最後に、益子に比べて火まつりは会期が短いです。4月29〜5日でした。益子は〜7日まで。火まつりに参加したのは4日だったんですが、一番目当てだった作家さんのブースは、ほぼ売り切れてガラーンとしていました。一応出店ブース全部回ってみましたが、事もあろうに何一つ買いませんでした。。。
目当ての作家さんがいたり、作家ものを買ってみたいという方には良いですが、とりあえず大量に買いたい、掘り出しものを探したいという方には益子の方がおすすめかもしれません。
さて次は秋だな、、、と思って調べてみると、益子は春秋の年2回ですが、火まつりは5月にしか開催していないではないですか。そして秋には同じ公園内の違う場所で「陶と暮らし。」という名の陶器市があるではないですか!
不覚にも知らなかった、、もしかしてこっちの方が私好みなんじゃないかという匂いがプンプンプン。

秋の陶器市に思いを馳せながら、今月もう一つ、クラフトフェアまつもとに初参戦します。一人でじっくり見て回る予定。そして長野在住の友達にも久々に会えるはず、楽しみでしかない今日このごろです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?