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庭のケヤキを切った日。

栃木にある実家は、亡くなった父が設計して建てた家で、大小さまざまな樹々が植えられています。ただ今は誰も住んでおらず、盆暮れ正月と、年に二度ある益子の陶器市の時に親戚が集合するくらいで、日常的には無人。なので庭の緑はしっちゃかめっちゃか。定期的にお金を払って剪定してもらっていたけれど、それもなかなか追いつかなくなり、一番大きくて暴れん坊のケヤキの木を根元から伐採することを決断したのです。

遅い朝食を取りながら、徐々に視界が広がってゆく庭の角を眺める。太い幹はいくつかに切り分けてもらい、乾燥させて木工細工にするものと、庭の腰かけにするものと分けました。2017年9月4日、さくらんぼやブルーベリーの採れる庭です。

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