週刊タカギ #4

こんばんは。高城顔面です。

札幌は雪です。水餃子スープを大量に作りました。
ひとり暮らしなのになぜか大量に同じものをつくる癖があります。


本日は、1/12(金)。短歌を掲載します。

(無題)

『ミッシェル・ガン・エレファント THEE MOVIE -LAST HEAVEN 031011-』
何度でも蘇らせる、その夜を。たとえ世界が終わるとしても。

GEZAN『かつて うた といわれたそれ』
ひとことでまとめるならば「混沌」というほかのない音のかたまり
未消化の感情ばかり吐く口のなかから垂れるただれた言葉
自堕落なわたしがこんな音楽を聴くのを彼は望んでいない

「ところで」とはじまる曲の歌詞みたく僕を愛してみてほしいんだ

メルカリを見る。
それっぽい服は探していないのにカネコアヤノに似たワンピース

生活に奥行きがない 3日目のカレーにかける中濃ソース
それぞれの出自を持ってこの部屋に集う文庫のばらばらな色
聞き流す 「jubilee」ってのがなんなのかいまだにあまりわからずにいる
空間と時間に限りがあるせいで冗長すぎる漫画を捨てた

真夜中のタイムラインに残ってるみんなを撫でる親指がある

想像をどれだけしても許さない人は残ると想像をする

The Birthday「LOVE ROCKETS」
ロケットの対義語として限りなく地のスレスレを流れるツバメ

うたた寝をしていたら、夢の中でも歌を詠んでいた。
美しくなくちゃいけないたましいがそれが時には猫になります

体調を崩して寝込んでいた日に、長く美しい夢を見た。
今までのすべてを和解するような長い夢、だけど所詮は夢で

いいよなあ、子供だったら公園で叫んでいても不思議じゃないし


そう簡単に人は変わらない。たとえそれが自分自身だって。
やるせないどっちつかずの感情が夜の霙のように降りそそぐ


次回更新は1/15(月)予定。一首評を掲載します。
このペース、いつまで保てるかマジでわかりません。


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