鳩と、物語の伝送効率について
鳩と言えば、エイプリールフールにジョークで作られたネットワーク通信方式 「RFC 1149: 鳥類キャリアによるIPデータグラム伝送規格」を思い出します。
IP データグラムは,小さな巻き物に 16 進数で印字され,各々のオクテットは白い部分と,黒い部分とで区切られる.巻き物は,鳥類キャリアの肢に巻き付けられる.保証のため,データグラムの端をテープで止める. 引用
古いジョークですが、好き。
役に立たないことを作り込んでやるやつ。
思えば、自分が作りたいものもそういうものが多い。役に立たないことを真顔でやって、でもよくよく見ると何かあるっていうのを作ってるのが楽しい。さらに、誰かに見つけてもらえれば最高。
昔、ご家族が鳩のレースをする方から「土鳩(どばと)」という言葉を教えてもらいました。
曰く、普段公園や町で見かけるのが「土鳩」。伝書鳩レースで飛ぶ鳩は「レース鳩」。レース鳩はレースに有利になるよう、飛行能力や帰巣本能が改良されているそうです。
鳩の性能によって、伝送効率が相当違いそうですね。そういう意味で言うと、わたしが作るものの「伝送効率」はとても低そう。
でも、それでしか運べないものも、あるかもよ?
さて画像は、本日の日替わり文章です。色々なことをもろともせず、バサバサと飛べるといいですね。
では、ぐばーい。今日は早く寝よう。
高濱です。私の小さな物語を読んでくれて どうもありがとうございます。沁みます…。 読んでくれたことがうれしい。ありがとう!