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2019年5月の記事一覧

改正入管法と海外ルーツの子どもの「課題」はつながってそうで、つながってない。そもそも今に始まったことじゃないんだから。

改正入管法と海外ルーツの子どもの「課題」はつながってそうで、つながってない。そもそも今に始まったことじゃないんだから。

「外国人」に関わること、嵐のような日々はまだまだ続いてる。私たちの元にも連日のようにメディアの取材依頼とか、連携の打診とか、いろいろな波がやってくる。

この嵐は、だいたい2018年の6月に骨太の方針で外国人労働者の受け入れについて言及されたあたりが始まりで、同年秋の臨時国会で入管法改正の議論が本格化すると超大型の猛烈な台風となり、大小さまざまなメディアが次々と外国人や海外ルーツの方々の現状を報じ

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海外ルーツの子ども・外国人の日本語教育「国が、自治体がなんとかすべき」とは、それは本当にその通りなんだけど。「日本語教師」が「食べられる」仕事になっていくことで、(一時的に)失うであろうものは大きいのか小さいのか。

海外ルーツの子ども・外国人の日本語教育「国が、自治体がなんとかすべき」とは、それは本当にその通りなんだけど。「日本語教師」が「食べられる」仕事になっていくことで、(一時的に)失うであろうものは大きいのか小さいのか。

約10年前、目の前に現れたたった1人の「この子」を支えることからスタートして、私が捉える「主語」は地域、自治体、都道府県、国と次第にどんどん大きくなってきた。

私は海外ルーツの子どもの課題の社会化を目指してきたし、その社会化の先には当然「政策化」が目標としてあったわけで、つまりこれまでの流れは私にとって順調な「ステップアップ」とも言えるのかもしれないけれど。

ともすると、「誰のために」がどこか

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