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世界陸連広告規程改訂

コロナ禍の中、陸上競技界にとってのビッグニュース(個人的には)が…

今月の陸連時報に記載がありますが、世界陸連の広告規程が改訂されました!

ざっくりお伝えすると、

①登録所属名以外にもスポンサーロゴが表示可能

②学校のユニフォームにもスポンサーロゴが表示可能

という点でしょうか。

大宅楓選手【大東建託パートナーズ】を例にして考えてみると、下記のようなイメージです。※水色の枠にスポンサーロゴ表示可能(下半身のウェアも同様な考え方)

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間違った解釈をしてはいけないと思い、日本陸連にも確認させて頂きましたが、私の解釈で、問題ない様です。

今回の改訂によって、陸上競技選手のスポンサーシップに関しては、無限の可能性がでてきたというのは大袈裟かもしれませんが、アスリート、スポンサー、広告代理店、マネジメント会社にとって、大きな可能性を感じる改訂と思います。

今まで、陸上競技選手に投資したくても、投資できなかったスポンサー(広告スペースが一箇所だったことから)、選手を雇用する資金力のない中小企業などからも、熱い視線が注がれるのではないでしょうか。

何といっても、学校ユニフォームにもスポンサーロゴを表示できるのは、駅伝業界にとっては、超追い風となるでしょうね。

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すでに高校サッカー界では、わが母校の市立船橋高校サッカー部がマイナビさんと契約した事例がありますが、駅伝もとなると、箱根駅伝、高校駅伝のチーム獲得戦が激化することは間違いないでしょう。

特に、箱根駅伝のTV露出を考えたら、億単位の契約が生まれても全く不思議ではありません。このあたりの詳細に関しては、これから、ルール作りが行われていくと思いますが、各校がどのようなスポンサーロゴをつけるのか、非常に興味がありますね。

教育機関へのスポンサーシップに関しては、様々な考え方があるかと思いますが、必ずしも裕福な家庭ばかりではないと思いますので、今まで学びたくても学べなかった方々に対して、経済的な負担を減らすという観点からも、大きな意味を持つと思います。

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個人的には、広告スペースという考え方を捨て、かつてFCバルセロナが、ユニセフとの間に結んだ歴史的なパートナーシップのような社会的に意義がある取り組みを、日本の実業団チーム(大企業)が行ったら、より企業イメージやブランド力が高まるかなとも考えています。こうした時代だからこそ、意味があると思いますね。

本件に関しましては、関係各所からの情報を精査し、ひとつひとつルール等を確認しながら、まずは、私が関わるチーム、アスリートにとってプラスになるようなスポンサーセールスを展開していきたいと考えております。
関心のある企業様、広告代理店様、マネジメント会社様は、ぜひご意見やタイアップ等のご協力を頂けましたら幸いです。

※現時点で私が把握している情報を基に、書かせて頂いたnoteです。
間違いや解釈が異なっている点がありましたら、お知らせ下さい。

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