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ダウン症育児の現実 経済的問題

生まれてくる子供がダウン症かもしれない、というときに心配だったのは、お金の問題。
障害児を育てるのは「経済的に無理」なので出産を諦めるというような話は耳にしていました。

どれぐらいお金がかかるんだろう?

治療や療育など、普通の子と違って
いろいろお金かかるんだろうなあ
貯金は足りるかな?
借金しなきゃならないのかななどなど。
不安はいろいろありましたが、とりあえず無事生まれ、16年ほど経ちました。

で、
ダウン症育児の経済事情。途中経過発表!!

結論を先に言うと、経済的な問題は特にありませんでした。


治療に関していえば、生まれてすぐ入院したり、今までも何回か入院しました。手帳が交付されているせいか、もともと乳幼児の医療費が安いのかわかりませんが、特に高額な負担がありませんでした。健常な子でもたまに病気や怪我で入院や通院ってありますよね。
発達や健康状態の確認のため定期的にずっと病院は通っているし、薬もずっと服用しており手間がかかっているのは事実ですが、お金が特別多くかかってはいないはず。
療育では、デイサービスの利用やダンスサークル、YOSAKOIサークル、スイミングスクールなどの利用もありますが、公的な予算が使われてたり、格安でやってくれる親切な方に助けられたりです。
健常な子の習い事と比べても多分、安い。デイサービスについては収入によって月の上限が決められているので仮にフルで毎日行っても数千円です。ありがたい。

役所など各種手続き、病院、療育の送り迎えなとなどやらなきゃならないことはたくさんあり、時間はとられていろいろ大変ではありますが。

奥さんが専業主婦ということもあり、なんとかなってます。
共稼ぎしてないのでその分は収入が少ないと言えるかもしれません。

あと、わたしもなるべく子供と一緒にいたいので、転勤を断っていることもあり、昇進してません。この分も収入減ですね。

でも、知り合いのダウン症持ち家庭では、保育所に預けて共稼ぎしてた方もいますし、単身赴任のご家庭もあります。

共稼ぎできないということや、出世できないということはありません。

うちがたまたま、共稼ぎも出世もしなかっただけです。

ダウン症だったせいで、健常な子より特別に支出が多かった部分ということもなく、またダウン症だったせいで特別に収入が減ったということもないですね。今のところ。

将来的なことを考えても、大学進学なんてことはないので、学費の心配もないし、そのうち、障がい者年金も出ると思いますので、ある程度の安定的な収入も期待できます。

ゲーム機とかパソコンとか高いものを欲しがることもなく、幼児のころのから使っているおもちゃで楽しんでます。

というわけで、ダウン症の育児にいろいろ大変なことはありますが(健常の子だってもちろんいろいろ大変ですが)
ダウン症の子がいると「経済的」に「大変」ということはないんじゃないかと思っています。

https://youtu.be/Uc-ET_hBVJk








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