オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム 2

 続きです。

 トークばかりでなく、「ゲレンデが溶けるほど、、、」ちょっと忘れてしまいましたがそんな名前のコーナーがありました。タイトルは当然広瀬香美の曲のパロディで、春日が購入したメルセデス・ベンツ・Gクラス、通称ゲレンデを春日がロープで引っ張り車庫入れ、それを若林が邪魔をするというものです。「車庫入れ」と聞くだけでBIG3を思い出してしまうのですが、こちらも春日のゲレンデに若林が散々ボールをぶつけ、最後は一斗缶を積み上げた壁にゲレンデが激突していました。春日と明石家さんまがダブりましたが、おそらくオマージュなのでしょう。

 続いては春日vsフワちゃんのプロレスです。春日家ではラーメンに味玉を入れさせないそうで、それを不満に思う春日の妻・クミさんが仲の良いフワちゃんがプロレスで春日を倒して味玉を認めさせようというコーナーです。リングアナウンサーが田中ケロだったり、他にも細かいプロレスのオマージュがあって笑わせて頂きました。最後は春日の毒霧にやられたフワちゃんでしたが、面白かったです。

 続いて若林がDJをやってくれました。これの上手い下手はちょっとよくわからないのですが、ゲストで星野源が登場しました。星野源の曲に若林のラップが絡みますが、これが結構上手でした。歌詞もおそらく若林によるものだと思います。星野源と若林のトークの後もう1曲歌ってDJコーナーも終了です。

 最後にトロッコに乗って会場を一周して、終了かと思いきや、オードリーの二人がいつもの格好で登場し、漫才を披露してくれました。この漫才がちょっといつもと感じが違って、またミスチルの曲のくだりがやたらと長くてちょっとダレてしまいました。まぁ、全体としても長かったのですから、仕方がありません。周囲を見回しても若い客が多く、おじさんにはちょっと厳しいイベントだったのかもしれません。

 後で調べてみると、東京ドームに53000人、ライブビューイングで52000人、オンライン配信で55000人と合計16万人の観客だったそうです。いやらしいですが、チケットだけで53000×10000+52000×4500+55000×3000=9億2900万円、グッズ販売も含めれば10億以上を一日で売り上げてしまうのですから凄いイベントです。それでいて、やっていることは、オードリーの二人、いや特に若林がやりたいことを思いっきりやっているように見えました。もちろん、16万人がそれに呼応してWin-Winなのですから、凄いです。松本人志がどうなってしまうかわかりませんが、オードリーが天下を取ってしまいそうに見えるイベントでした。

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