12/26単独公演に向けて、大切なお知らせ 【154/200】
ヤマカワタカヒロです。
会社からの2週間の勤続休暇をいただいて、普段なかなかできない時間を過ごしました。
これほどの期間を完全なオフとして過ごすのは数年前の育児休暇以来ですが、すでに子どもらも学校とか自分たちの世界があって、今回の休暇は自分のために使える時間に満ちていました。
おかげさまで、ビジネスのこと、社会活動のこと、音楽のこと、生き方のこと、いろんなインプットと思考、そしてoutputに時間をたっぷりを費やすことができました。
予定していた八丈島への一人旅が悪天候によるフライト欠航でキャンセルになってしまったことだけが心残りですが、その時間もまた有効活用できたかなと思います。
さて、その中の一つとして、12/26の単独公演に向けて、しっかりと準備を進めています。
Official WebやFacebookページ等でサポートメンバーの紹介＆予習楽曲の紹介もしていきます。
さて、今回のnoteでは、一つ、大切なお知らせをさせていただきます。
12/26単独公演から、2018年に自主制作した1stフルアルバム「the Happy Reminder」のライブ会場でのCD無料配布を始めます。
「the Happy Reminder」はヤマカワタカヒロとしての初作品であり、ソロ活動を始めたときに掲げた「なんでもない日常の『幸せな瞬間』を思い起こす」というコンセプトを詰め込んだ11曲です。
このアルバム制作を発表したライブで、応援してくれるファンのみんなと何枚つくるか相談した結果、勢いで1000枚プレスを決めました。
それからがんばって手売りをして、いろんな方にご紹介し、多くの方に買っていただいたことで、無事に製作費を回収することもできました。本当に、たくさんの方々の応援のおかげです。心から感謝申し上げます。
ただ、まだまだたくさんのCD在庫を抱えており、サブスクリプションでのリスナーも増え、今後フィジカルCDとしての販売数が現実的に見込めない中、この先この在庫をどう扱うか、ずっと考えてきました。
応援してくださっている方々の想いに応えるためにも、僕はこの作品をできる限り多くの方に届けたいと思い続けてきましたし、その文脈において「CD無料配布」という選択肢を、しばらくの間、検討し続けてきました。
レコ発ワンマンで列に並んで買ってくれた方々の顔を今でも何度も思い出します。
ライブ活動を始めてからずっと応援し続けてくれて、一人で何枚も購入してご友人に配ってくれた方もいます。
その人たちは、自分がお金を払って買ったCDが無料配布される、ということについて、どう思うだろうか。
僕と同じように、自主制作した作品を定価で販売を続けているミュージシャン仲間もたくさんいます。
ミュージシャンにとって作品はとても大切なものであり、自信を持って値付けをして販売すべきものです。
そんなミュージシャン仲間の物販の隣で、無料配布をすることは、自分の作品だけでなく、インディーズアーティストの活動全体に対して、リスペクトを欠いた振る舞いにならないだろうか。
考えていることについて、実際にCD購入者の方や、音楽仲間たちに意見をもらいました。
いろんな観点で意見をいただきましたが、共通していたのは、以下のようなことでした。
・この作品は価値があるもの。関心のない人にまで配布していくべきではない。
・ライブを実際に観てくれて「いいな」と思ってくれた方でもCD購入はハードルが高い。ライブを観てくれた御礼を込めてお土産として、無料配布の意味をしっかり伝えながら配布していくのは好ましいし、理解できる。
・自分が応援しているアーティストの作品なので、興味のある方には聴いてもらいたい。
皆さんからのご意見を踏まえて、このタイミングで結論を出したいと思います。
僕は、応援してくださっている皆さんの期待に応えるためにも、僕の中から生まれてくれたこの作品のためにも、できるだけ多くの方々のお手に取っていただけるよう、12/26のバースデー（イブ）ワンマンライブから「the Happy Reminder」のCDを、ライブ会場でご希望の方に直接手渡しで無料配布させていただきます。
また今後、配信ライブのご視聴で投げ銭をくださった方にも、ご希望があれば郵送させていただきます。郵送先について個別にご連絡いただければと思います。
これまで、すでに定価でご購入くださった方には、何卒ご理解・ご容赦いただきたく思います。わがままついでにもしよろしければ、聴いてくださりそうな知人・ご友人等いらっしゃれば、この作品をお渡しいただき、ヤマカワタカヒロという歌うたいのことをご紹介くださると幸いです。
この2年間、コロナ禍で有観客ライブの機会が圧倒的に減り、そもそもライブを続けることが本当に難しくなりました。
ギターを持って電車に乗っているだけで暴言を吐かれたミュージシャン仲間もいます。対バンのミュージシャンも揃わず、空席だらけのライブハウスでも、時には完全な無観客でも、歌い続けてきました。
ライブハウスで顔を合わせて、直接歌を聴いてもらえることの喜びを、一回一回のライブで感じています。
あの頃のようには戻れないかもしれない。
けれど、これからの新しい日常においても、直接歌を届けることを変わらずに続けていきたい。
そんな決意を込めて、12/26の単独公演をお届けします。
そして「the Happy Reminder」を出来る限り多くの方に受け取っていただけたらと願っています。
ぜひ、会いに来てくださいね。
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■ ヤマカワタカヒロのWork
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noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。