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【生存戦略】有料連載はじめます

 自堕落である。野原しんのすけのよく言うセリフとして「ゴロゴロするのに忙しい」というものがある。母親の野原みさえにとってこれは言い訳でしかないが、俺はその気持ちが痛切にわかる。ゴロゴロしなければそのあと活動的になることができないのだ。気力を蓄えている、というと語弊がある。というより、活動していて取っ散らかった頭の中が整理されるのを待つ、という具合だ。俺の頭の中は頻繁に散らかるのだが、全力で活動しようとするとやはり頭の中はあらかじめ「ととのって」いなくてはいけないため、ゴロゴロするのはどうしても必要なのだ。
 ……が、ここ2週間ほどのゴロゴロぶりはあまりに常軌を逸している。本当に何もせずぼうっとしているのは退屈なので、Twitterを見る→Youtubeで過去に見た動画をもう一度見る→Lineのトーク履歴を見る→Twitterを見る→(以下繰り返す)といった、全く何の意味もない時間のつぶし方をただただしている。先日まで続いていた、大学の病院実習がハードだったから疲れがこんでいるとはいえ、これはあまりにもひどい。主観的にはしんどい状態にあるかもしれないが、ここは自分に鞭打ってでもむりやり行動すべきである。あと2月ほど先には卒業試験もあるし、来年には医師国家試験が控えている。そろそろギアを上げていかないといけない。それから、Twitterを見てくれている人はご存じだろうが、研究のために必要な勉強(論文を読むなど)も最近はかどっていない。小説だって書きたいが、その小説に関する資料で読んでいない本が俺の家には400冊ほどある(小説と関係ない未読本も50冊ほどある)。
 これはいけない。ではどうするか。答えは簡単で、あらゆることに関して進捗を報告すればいい。後で自分が振り返って反省する材料にもなる。だから、そういう日記みたいなものを書く。このnoteにだ。
 一方で、生活上のもう一つの問題もある。本を買いすぎて金がないということだ。ここまで大量の積読があるのにさらに本を買うのは愚の骨頂というかアホの上塗り(?)なのだが、hontoの在庫検索サービスで全国に1冊しか在庫のないようなものは急いで買わないとなくなってしまう。そういうものを見たらすぐに買ってしまうのだ(ちなみにこのような悪癖が俺に身についた諸悪の根源は、他ならぬ"新井線形代数"である。今はkindleで買えるのだが、この本についてはいずれ十分な量の文で述べたいと思う。ところで今、この本は半額の2310円になっているから、ほしい人は今のうちですよ)。

 行き着いた結論としては、有料の連載記事として日々の生活を綴ろうということである。月に200円払えば、西井の生活がどんなものかわかります。そんなことに金を払うやつなんていないだろうとの懸念はあるが、そんな奇特な人が誰もいないということであればそれはそれでいい。ただ秘密の日記帳になるというだけの話である。まあ、収入としてはハナからあてにするつもりはないが、ちょっとジュースでも買いに行きたいというタイミングは週に1度くらいはあるもので、そういうとき節約を理由にためらわなくてよくなるならそれだけでもだいぶ嬉しい。
 有料にするメリットとしては他に、「誰にでも見られる状態にはしたくはないが誰かに読んでほしい」というようなことを書けるということがある。まあ表に出してはいけないような情報は有料部分にも書けないが、そういう秘密事項を除いた上で、見られる範囲を制限してでも公開したいことというのは結構あるものである……とはいえ、月に一度は無料で、その月全体を振り返る記事を書こうと思う。宣伝にもなるし、もしかすると「金は払えないがお前の生活には興味がある」という人もいるかもしれない……かもしれない。

 そういうわけでこの記事と同時に掲載となる以下の記事から、連載『なぐり書きの日記』、始まります……と思ったら、noteで有料の連載、すなわち有料マガジンを運営するには審査に通らなくてはいけないらしい。そして審査というからにはもちろん時間がかかる。マ!? ということで、しばらくは極めて低い価格でばら売りしていくことにする。みなさん、人助けだと思って、ぜひ買ってください。

追記:
 これまで載せてきたような、まとまった量での記事は今まで通り、書けるときに書くつもりだ。告知もまた今まで通り、Twitterでしようと思う。
 一方で、今日から始める『なぐり書きの日記』は、月一度の振り返り記事を除いては告知しない。見たい人は見てね、という程度のものだし、そもそも大したことを書いていないので告知するほどのものでもない。金を払わせてその対価に大したことのないものを見せるというのはなんとも倒錯的で申し訳がないが、すみません、そういうものと割り切ってください。

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