有津健坊

有津健坊

最近の記事

不思議に思うこと

 最近特殊詐欺で、特に老齢の人が被害に遭っているとの報道が多いですね。けしからんと思うと同時にその額の多さにビックリします。皆さん一杯持っていらっしゃるなと驚いたり、うらやましかったりします。ウン千万円から多い人はウン億円の貯蓄がある人が多いのにビックリです。昔のオレオレ詐欺の被害額はせいぜいウン百万円だったように思うので、詐欺詐欺グループはもっとむしり取れると認識したのだと思います。  そんなに多額の貯金をするのは、もちろん日本の政治が悪いというのが一番の理由だと思います。

    • 誕生月

       前にも何回も書いていますように、今月は私の誕生月です。傘寿になりました。花見の時期でもありますので、仲間と花見・それを口実の飲み会と私の誕生会を祝ってくれる会と3回集まりました。そのうちの1回は食事と花見だけで、飲めなかったのに朝の10時半から5時近くまでかかりました。何故そんなに長く飲めなかったのかというと私が黒一点で食べ物・お茶・椅子テーブルまで用意したうえにアッシー君だったからです。もう一つの飲み会は花見名目ですが、私だけが勝手に誕生日を祝う会と思っていただけでした。

      • こんなことがあるんかと思ったこと

         私は週6回くらい喫茶店に行きます。モーニングを食べながらそこに置いている新聞・マンガ・週刊誌を読むのを楽しみにしています。だからそれらが一杯ある店に行き、長っ尻です。そのため出禁になった店もあるくらいです。しかし、最近の若者向けのマンガにはついて行けなくなってしまい、週刊誌のエッチ系なものにもちょっと食傷気味になっています。その結果昔のマンガを読み始めたのですが、読みたいものが少なくなりつつあります。昔は楽しみしながら読んだものも、今は読みたくないものが多くなりました。今で

        • #会社員でよかったこと

           私は会社員になったことはありません。公立高校の教員でした。そして、いわゆる進学校に勤めていたこともあるのですが、自分の経験も含めて今の大学進学にものすごい抵抗があり「高校は大学進学のために勉強する場ではなく、自分は何ができるのか・したいのかを考える所であるべきだ」と教頭に言ったことがありますが、教頭から「阿呆か、そんなことしとったら受かる大学も受からんわ」と怒鳴られて「阿呆教員」と名付けられました。そしてわずか5年で工業高校に左遷されました。  しかし、私は中学3年生の進路

        不思議に思うこと

          七五調

           前に書いたように99歳の男性と92才の女性との3人の飲み会ではカラオケになることが多いのです。私が歌うのは主に昭和の歌謡曲・演歌です。和製フォークも好きですが、お二人には合わないかなと歌いません。だから歌う歌は殆どが七五調になっていますね。日本語は基本的に七五調なのかなと感じていました。和歌、短歌、俳句も七五調であり、少し陰キャな感じがしていると思いませんか。そして、それは日本人の心情だと思っていました。  しかし、最近変わっているように思います。例えば私がアメリカ(の時代

          確定申告

           少し前のことですが、確定申告から帰ってきた妻が、「あんたも確定申告したら7千円帰ってくると言われたで」と教えられました。私はほとんど確定申告をしたことがありません。腹が立つからです。  今年は税務署員も大変だという話は聞きました。「政治家は税金払わんでええのに、何で我々は払わないかんのや」と言われているらしいです。しかし、私が言いたいのはもっとシンプルです。私は国や自治体に対して、「私から、これだけ税金を取って下さい」とお願いしたことは一度もありません。勝手に決められた額を

          Must型人間とWant型人間

           人から聞いたことはないのですが、私は人はMust型人間とWant型人間に分類できると考えています。Must型人間とは「しなければならない・してはいけない」が行動基準となっている人のことで、Want型人間とは「したい・したくない」が行動基準となっている人のことです。私は典型的なWant型人間だと思っています。  しかし、特に若い人は、なんらかの組織に属することが当たり前です。そして組織には組織としての掟・規則とか責任があります。それらをきちんと守る人を組織内では真面目な人と評

          Must型人間とWant型人間

          音楽喫茶

           こんな田舎町にも喫茶店はかなりあります。週に6回は違う喫茶店でモーニングを食べながら新聞・週刊誌を読んでいます。殆どの喫茶店にはBGMが流れていますが、知っている曲が流れることが少なくなりましたので、ボイスレコーダーに聴きたい曲を入れてイャフォーンで聴くようにしています。正直言って今の日本の音楽は理解できません。だから聴きたくないのです。それを聴くぐらいなら音はよくないのですがイャフォーンで好きな曲を聴いた方がましと思うからです。年のせいだと思います。前にも書いたと思います

          百寿

           自己紹介をするとき、特技は人(特におえらいさん)に嫌われることと言っています。それは間違いないことですが、全員に嫌われるわけではありません。世の中には奇特な人がいるもので一緒に遊んで下さる人も少数ですがいらっしゃいます。いくつかの趣味を持っているのですが、その仲間です。そしてその仲間たちとの飲み会が多少あり、最高の時間です。その飲み会の1つに99歳の男性と92才の女性との集まりがあります。そして不思議なことにこの2人は昔はおえらいさんでした。男性は商工会議所内に青年会議所を

          鬼の撹乱

           本にも書いたように私は小さい頃は体が弱くてひょろひょろしていましたし、小5の時は1年間体育は禁止されました。学生時代にも椎間板ヘルニアで休学して手術もしました。しかし、その後はほとんど病気もせず退職後も元気に遊びまわっていて、健康診断も15年以上受けていませんし、昔から インフルエンザ・コロナのワクチンも打ったことがありませんが、どちらにもかからずにきておりました。  ところが先日の昼間、半日寝込んでしまいました。前の晩少し食べすぎました。その量も数年前に食べていた量に比べ

          高血圧は病気ではない?

           最近の私の投稿は文章が硬いなと自分でも感じています。私の文章は飄々として少しユーモラスで天然だと思っていましたが、それがなくなっています。多分頭がもうろくし始めていていろんな事に柔軟に対応できなくなっているのだと分かっていながら、根が真面目だから、それが出始めたと納得させようとしています。  そこで真面目な話に戻ります。前に高血圧の話を書きましたが、それをもっと納得できる例え話を思いついたので書きます。その第一前提として、動物の体は省エネに徹しているということです。何故なら

          高血圧は病気ではない?

          新年あけましておめでとうございます。

           ちょっと遅い気がしますし、私の文章を読んでくれている人がいるのかも分かりませんが、新年のご挨拶を申し上げます。年末に年賀状も少し出しましたが、そこに書いた文章を下に書きます。 新年あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします。  私も本年で傘寿になります。そして、相変わらず馬鹿というか年に似つかわしくない、えーかげんな人生を送っています。おまけにそのおかげで退屈しない毎日を過ごせていると喜んでいます。  社会全体を見ると、えーかげんにせーよと言いたくな

          新年あけましておめでとうございます。

          ショック

           今年も今日で最後となりました。こんな年になってもショックを受けることはありました。大きなことは2つです。最もショックだったのは高校1・3年の同級生で、これまで60数年親友だった友だちについてです。彼は今年長年連れ添ってきた妻を亡くし、12月には運転免許証を返納しました。優秀であり・かつリーダーシップもある人物です。世界1のコンピュータメーカーに務め、アメリカにも転勤を重ね技術面でもリーダー的存在でした。日本でコンピュータを作らなくなった後は子会社に異動して、人事にも携わり学

          由(よ)らしむべし知しらしむべからず

           この言葉は昔から為政者が口にしてきた言葉です。政治・施策は我々高級人がすることだか庶民には関与させない。何故そうするかは教えてはいけないと言う意味です。中国由来で古いものですが今も生きていると感じます。     例えば私が昔、おえらいさんによく言われたのは「お前は俺の言うことが聞けんのか」でした。何故聞かなければならないかは説明無しです。俺の言うとおりにしろで理由は言いません。私はそれに反発してむきになって抵抗していたのですが、必ずしっぺ返しが来ていました。おえらいさんには

          由(よ)らしむべし知しらしむべからず

          また親しい知人が亡くなりました

           先日92歳の誕生会をその女性のお宅でしました。集まったのは98歳のおじいちゃんと私です。この年になれば「この3人の内、誰が一番にあの世にいっても不思議ではないですね」と話し合っていました。するとその女性が1通の手紙を見せてくれました。  それはヨーロッパで活躍されているバイオリニストからのものでした。内容はその彼のお母さんがこの春に65歳で亡くなったという知らせでした。この女性はここの地元出身で、結婚されて横浜に行き、2人の子どもに恵まれたのです。本人もピアノの先生をされて

          また親しい知人が亡くなりました

          久しぶりのビデオ撮影

           あまり自覚はないのですが、年老いたなぁと感じることが増えました。例えばこの前の投稿「日本酒」は少し涼しくなってきた頃に牧水の『白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり』の句が浮かんできたのがきっかけです。ここに出てくる酒は日本酒だよなと言うわけで書き始めたものです。そして最後にこの句を付けて終わりにしようと考えていたのに忘れてしまいました。やはり年ですかねえ。  コロナの影響で活動が制限されたこともあり、いろんな行事がなくなったり、縮小しました。それまで年に2

          久しぶりのビデオ撮影