Open Team Building : #00 序章

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 オープンチームビルディングをスタートします。#オープン社内報 からヒントを得た企画ではありますが、通常はあまり表に出ないチームビルディングの内容を公開し、プロスポーツチームの内側を知ってもらえるよう発信をしていきます。

1・ファンやステークホルダーに普段見えないチームの一面を紹介する。
2・開幕までのプロセスを発信。認知を高め応援をしてみたいと感じてもらう。
3・公開かつ可視化することで、自分たちもより高い意識で取り組む。
この3つをゴールに設定しています。

 現在COVID-19の影響はまだまだ大きく残っています。チーム練習はもちろん自粛しており、選手・スタッフが集まる機会は依然作れずにいる状況です。ミーティングをオンラインにて実施していますが、いかに来シーズンに向けた共通認識を高めていくかは難しい課題です。

 それを解決するためにLINEで連絡を取り合い、振り返りと分析を共有。反省や今後の目標設定を実施しました。その過程でスタッフより「このLINEをコンテンツ化できそう」というアイデアが出てきました。チーム発信のコンテンツが減少しがちな状況で、このアイデアはとても良いと感じ企画のきっかけとなりました。 

 3つのゴールは、
1・ファンサービス
2・新規ファン獲得
3・チームの意識改革
につながりますが、そもそもは自分自身のためでもあります。自粛期間を利用してコーチとしての自分を見つめ直し、この時期だからできること、学ぶべきことを整理していました。

 未経験からスタートしたヘッドコーチの任務。「こうあるべき」というイメージや「こうすれば勝てる」という感覚はあれど、それを言語化、体系化するプロセスをしていないために、時折不安定さを感じることもありました。

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 どちらかと言えば対処療法に近いコーチングだったものを、根本治療または未病に近づける、そのための土台作りが必要と考えました。チームフィロソフィーを明確にすることで、様々な判断の道しるべとなり、より強固で軸の強いチーム作りに繋がるはずです。

 そのための今回の、分析・共有・意見の集約というプロセスですが試行錯誤でもあり、実験的でもあります。自粛期間中に読んだ様々な文献からヒントを得たものであり、正解かどうかはわかりません。それでも5月末にはじまり、現在進行形で進んでいるチームビルディングにはある程度の手応えを感じています。6月末までに完成させ、7月1日から新たなチームフィロソフィーとともに、シーズンをスタートできるよう準備をしています。

 Wikipedia の説明を借りれば、「チームビルディングは、社会的関係を強化し、チーム内での役割を定義するために使用されるさまざまなタイプの活動の総称であり、多くの場合、共同作業が含まれます。」

 COVID-19、withコロナの時代だからこそのオンラインチームビルディング、共同作業となりました。この時代だからこそ、コーチングも変化をする必要があります。その変化への挑戦から産まれた企画ではありますが、3つのゴールを目指す過程をぜひ楽しんでいただけたら幸いです。

 Open Team Building : #01 分析 をぜひお楽しみに。

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