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お前って誰なん?

まずは、自己紹介と略歴を書かせていただきます。

もしこの記事に出会っていただいた方が『コイツ面白いヤツ』あるいは、『全然面白くない!』と判断出来る材料としていただくために書いておきますね。

通称 『らい』(←小学2年生から呼ばれる。理由は後々お伝えします。って誰も知りたないわ!) 男性
大阪生まれ大阪育ち
A型 牡羊座 54歳バツ2の独身(←その理由も後日の記事に。だから、どうでもええわ!)

某関西大学 社会学部産業心理学科卒業
(←某って要る?)

大学卒業後、某化学品系中堅専門商社に就職、海外事業本部所属となる。(←ここは某が要る) 

先輩方が理系ばかりの中、文系の私が採用されたのは、(英語が少し話せたので即戦力になりそう』が主な要因だと入社後に先輩から聞いて知る。
半年間の研修期間を経て、台湾、香港、中国エリア担当部署に配属されるが、化学系商品のため、文系の私には全く知識がないので、『このままでは、何も出来ない!』と独自でマーケティングを学び始める。

そのお陰かどうかは定かではないが…
『入社後3年以上経たないと海外出張が出来ない』という社内規定の中、入社2年で台湾出張が決まる(←少しの自慢と先輩達からの沢山の妬み含)

入社後10年目(その間に1度目の結婚をする)、中国市場が大きくなって来た事実を元に、本格的に市場開発する必要性を感じ、海外部若手主導でグループを作り、中国・上海に現地法人を設立するためのプロジェクトを立ち上げる(←中堅商社のため、各国に現地法人は無く、現地の商社と代理店契約にて貿易していたという背景がある)

中国市場開拓の背景として、当時上海には現地採用の中国人が常駐している出張所(←外国人が駐在出来る資格がない事務所)があり、そこを法人化する事で、コスト面等を抑え、弊社の得意とする電材系商品のニッチ市場の市場開拓を狙う目的があった。

約半年間の調査(←当時としてはかなり速いスピード…ちょっと言い訳?)で、取締役会に稟議書を提出、一度突き返されるも、再度調査の精度を上げ、約5年後の黒字化を目標として提出し、許可される。

単身赴任を条件に現地法人立ち上げ担当として海外駐在員となる。(←会社史上初の駐在員・かなりの自慢(笑)ちなみに創業は安政5年。って、江戸時代やん!)

約1年後、中国・上海現地法人を立ち上げに成功(←その間の苦労話は今後必要があれば…って、ももええわ!)

当初現地法人設立後は、本社から現地法人の社長として部長クラスが派遣されると予想していたが、そのまま現地法人社長に任命される(←この辺りから、1度目の離婚危機が迫っていたのを私は知らなかった…)

当時、私自身中国語はほとんど喋ることが出来ず、通訳兼営業担当者を新たに雇って、中国全土をひたすら出張し、顧客開拓の接近戦(←ランチェスター戦略)を行い、同時に潜在顧客開拓としてFAXDM(←空中戦)も行う。

大体一回の出張での移動距離は、約3000kmを1~2週間で行うペース(←若かったから出来たと思う…)

そんな営業を続けている中、本社先輩担当案件を上海現地法人で担当し、日本本社を絡めず、現地完了型ビジネスに変更する事で、輸送コストの大幅削減を提案し次年度の年間契約を締結し、3期目の黒字化に目処が立った。

個人的に大好きなコーヒーは、当時の中国ではめちゃくちゃまずくて、一時帰国の際に手持ちで持っていっていた。コレがビジネスのお話き変わっていきます…。

現地で接待用として利用させて頂いていた高級中華料理店(フカヒレ、アワビのコース料理店)のオーナーさん(日本留学経験者)と親しくさせていただき、そのオーナーさんが日本料理店も経営されており、そのお店の相談を受ける。

相談内容は、ビジネスホテルに店舗があり日本人もたくさん宿泊していて、夜は繁盛しているが、お昼がお客様の人数より、店員の方が人数が多いので、お昼の時間帯の客数を増やしたいという内容…。
日本料理のため日本人を含めた外国人がターゲットで、現状外国人向フリーペーパーでクーポンを付けるなど広告を出しているが、反応ナシとのこと。

ただ、化学品商社の私が料理のことが分かるはずもなく、お断りするがいつもお世話になっていることもあり、断り切れずに一度お昼を食べに行く約束をすることになる。

当日運転手付の車で会社までオーナーさん自らお迎えに来ていただき、いざ日本料理店へ。

オーナーさんのお話の通り、到着時午後11時半を少し過ぎた時間だったが、お客様はゼロ…(おっとこれはヤバいぞ〜:本心)

私:『このお店で1番人気のお昼のメニューは、なんですか?』(←日本料理店なので日本語が通じる確認はOK)

店員さん:焼肉定食です(女性店員さんも元気、まぁオーナーと一緒に来ているからそれはそうなると判断)

私:じゃあ焼肉定食をお願いします。

店員さん:はい!ショショ(おそらく少々)お待ちください(←どっちでも良いけど、臨場感のため 笑)

しばらくして運ばれてきた定食の見栄えは普通の焼肉定食(←となると味?だとすればアドバイスなんて無理やん!ザ・心の声)

一口食べると…

えっ普通に美味しいやん!(←心の声2)

正直、めちゃくちゃ美味しいとは言えないが、当時の中国・上海で食べる日本食としては、美味しいレベル(←ヤバい!ホンマに何が問題かが分からん!ザ・心の声3)

食事も終わり、案の定オーナーさんは私に、何が問題かを聞いてきた。

私:正直、お料理も美味しく、何が問題か分かりません…

オーナーさん:でしよっ!味は美味しいのに全然お客様が来ないんです!(と私達以外誰もいない客席を見回す)

と、その時店員さんが、定食に付いているサービスのコーヒー☕️を持ってきてくれた。コーヒー好きの私はそのままブラックで飲む…。

この瞬間、全ての問題が私の中で解けた!

続く…

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