美しいSPSサンゴ水槽を目指して①
最近、サイエンス系の記事が続いていましたが、たまには、自分のアクアリウム計画を描いてみようと思います。
今は、ウミエダミドリイシ、エダコモン、ディスクコーラルというサンゴを飼っています!
目指しているのはこれくらい美しい水槽です!
いわゆるSPSサンゴ水槽ですね。
SPSサンゴって?
サンゴには、SPS・LPS・ソフトコーラルと大きく3タイプの分類がされています。その中で現在僕が飼育に挑戦しているのはSPS(Small-polyped scleractinian=小さなポリプの石サンゴ)サンゴです。
いわゆるみなさんが想像される、枝状のサンゴですね。
実はこのSPSサンゴ、基本的に一番飼育が難しいとされています。
僕自身、今まで飼育に成功したことはありません。
しかし、今回は勝算があります。
その鍵となるのはレッドシーさんから発表されている「リーフケアプログラム」です。
リーフケアプログラムとは
こちら、レッドシーさんが長年の研究により確立された、水質データを駆使して、サンゴを飼うための理想の水質づくりを行うプログラムになります。
水質データには、水中の硝酸塩濃度から始まりカルシウムやカリウムなど様々なデータが含まれています。
これらの数値をテストキットを用いて測ることにより、不足した要素を添加剤で補ってあげたり、過剰な要素を除去剤で除去したりしていきます。
テストキットの使い方に関してyoutubeで紹介して見ました。よければご覧ください!
美しいSPSサンゴ水槽へ向けた第一歩
まず、僕が最初に測ったのは硝酸塩値とリン酸塩値です。
これらの数値が高いと、水質に敏感な種のSPSサンゴは死んでしまうのです。
測定した結果、これらの値には問題ありませんでした。
というのも、僕の場合できるだけ水換えを抑えたいという気持ちがあり、
「魚は一切いれない」
という選択肢をとっているからです。笑
(補足すると、硝酸塩やリン酸塩は、水槽内の魚が出すもので、水槽内の汚れの原因になっているものです。純粋にサンゴだけを育てたいという場合は、僕のように魚を入れないという手もあるんですね。)
美しいSPSサンゴ水槽へ向けた次の手
そして、いまチャレンジしているのはカルシウムとKH(炭酸塩硬度)の値の調整です。
サンゴは水中からカルシウムを吸収して育ちます。
ただ、カルシウムがあればいいという訳ではなく、KHの値のバランスも大事なのです。
測定結果は、カルシウムの濃度が低いようでした。
ということで、現在は
こちらの商品を添加してカルシウム濃度を上げ、
サンゴの様子を見ています。
サンゴ飼育が楽しい!
こんな感じでサンゴ飼育って、きちんと正しいステップを踏んでいくことで、問題なくできるんです。
(まだ、成功したわけじゃないので、偉そうには言えませんが・・・笑)
めんどくさそう・・・と思うかもしれませんが、
着実に自分が成長している感じが僕にはたまりません(笑)
淡水魚しか飼われたことないことない方も、全く魚を飼ったことない方も、ぜひサンゴ飼育にチャレンジしてみてください!
一緒に、一歩ずつ成長させていきましょう!
今後、定期的にサンゴ飼育奮闘記をまとめていきます。
よければ、次も読んでみてください!
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