感想

よりよく生きるためのヒントがつまった本です。
特に気に入ったのは、仕事を「最強のアンチエイジングツール」であると定義している部分です。知識も経験もお金も蓄積できて、最強の脳トレだと解説されていますが、全くその通りですね。
さらに、著者は仕事の報酬を「金銭的報酬」と「精神的報酬」の2つにわけて考えています。私は株式投資によって資産を増やしていくことを考えていましたが、著者も指摘しているように、資産収入だけでは金銭的報酬は大きくなりますが、精神的報酬はあまり大きくなりません。そのあたりに私が株式投資にのめりこめなかったヒントがあるかもしれませんね。
対して医者はこの観点から見てみると、金銭的報酬もそうですが、何より直接的な精神的報酬を頂けます。自分が満足して仕事ができている理由の一つになるのでしょう。
一方で、だんだん年を取ってくると知らないことを、知らないと認めることを妙な自尊心が邪魔をします。「見栄は失敗の確率を上げる」、と著者は述べています。確かに見栄を張らないほうが助けてもらえますし、有益な情報も手に入りやすくなりそうですね。
紹介したこと以外にも多くの内容について述べられており、いろいろなことを考える契機になる書籍です。良い本です。

この本を読んで実践したこと、したいことなど

普段何気なくしている仕事とは？もっというと人生とは？なんだかその辺りのことを知りたくなってきました。
でも仕事っていいですよね。改めて自分の仕事を見直しました。頑張って医者になってよかった、頑張って医者を続けてきて良かったなぁと思っています。

基本情報

リンク：100歳時代の勝間式人生戦略ハック100
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年12月25日
備考：